8/28(水)本日の貴金属市況〜金価格、2円の下落で12,786円に調整
皆さん、こんにちは!
リファスタの杉でございます。
本日8月27日火曜日、金の最新ニュースをお届けします。
本日の金価格は、1グラムあたり12,788円と、前日比で88円の上昇となりました。
過去最高値に迫る勢いです。
中東地域の地政学的緊張が高まっていることや、アメリカでの早期利下げ期待が影響し、金の需要がさらに高まっています。
中東地域では、最近、イスラエルとレバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラとの間で大規模な軍事衝突が発生しています。
この衝突は、イスラエルによるヒズボラ幹部の殺害に対する報復として、数百発のロケット弾と無人機が発射されたことから始まりました。
これに対し、イスラエルは約100機の戦闘機を投入してレバノン国内の標的を攻撃しました。
このような大規模な軍事行動は、過去10ヶ月以上にわたる双方の対立の中でも最大級のものとなっています。
また、最近、アメリカの連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が、早期の利下げを示唆する発言を行いました。
これは、ジャクソンホールで開催された年次経済シンポジウムでの発言で、アメリカの金融政策の方向性を大きく左右するものです。
利下げが行われると、金利の低下によってドルの価値が下がる傾向があります。
ドルの価値が下がると、金などの代替資産の魅力が増すため、金の価格が上昇することになります。
また、利下げは経済を刺激するために行われることが多いのですが、その一方でインフレの懸念も高まります。
インフレが進むと、物価が上昇し、現金の価値が目減りするため、投資家はインフレ対策として金を購入することが増えます。
今、金は安全資産として注目されています。
この状況を活かして、金や貴金属の売却を検討されている方にとっては、非常に良いタイミングかもしれません。
投資や売却をお考えの方は、この機会を逃さないようにしましょう!