8/7(水)本日の貴金属市況〜金相場4日続落
皆さん、こんにちは!
リファスタの杉でございます。
本日8月23日金曜日、金の最新ニュースをお届けします。
国内の金価格は12,776円と、前日比で52円下落しました。この下落の背景には、ドル高と米国の経済指標の改善があります。
特に、米国での中古住宅販売の増加がドルの上昇を後押しし、それに伴い金の価格が下がっています。
また、国際的にも金相場は続落。
ここで特に注目されているのが、8月下旬に開催されるジャクソンホール会議です。
ジャクソンホール会議は、世界中の中央銀行総裁や財務大臣、エコノミストが集まり、経済政策について議論する場として非常に重要視されています。
今年のジャクソンホール会議で注目されるのは、FRB(米連邦準備制度理事会)のジェローム・パウエル議長の講演です。
パウエル議長がどのような見解を示すかで、今後の米国の金融政策が左右される可能性が高く、特に9月に予想される利下げの幅やタイミングに関する示唆が期待されています。
投資家たちは、この講演でパウエル議長がどの程度の金融緩和を示唆するのか、また、利下げ幅が0.25%ポイントになるのか、0.50%ポイントになるのかに注目しています。
もし、議長が予想以上に強い金融緩和姿勢を示せば、ドルがさらに下落し、金価格が上昇する可能性があります。
逆に、想定以上にタカ派的な発言があれば、ドルが強含み、金価格が一段と下落することも考えられます。
このように、ジャクソンホール会議は金市場だけでなく、株式市場や債券市場にも大きな影響を与える可能性があります。
今後もこの会議の動向に目を離さず、次の動きを見極めることが重要です。