8/29(木)本日の貴金属市況〜金価格は下落、リスク回避の動き強まる
皆さん、こんにちは!
リファスタの杉でございます。
本日8月15日木曜日、金の最新ニュースをお届けします。
金の国内公表価格が前日比で67円下落し価格は12,685円です。
米国ではインフレが緩和される兆しが見えていますが、これに反して金先物市場では利食い売りが進み、金価格は下落しています。
また、ドルも主要通貨に対して弱含みとなり、為替市場にも影響が出ています。
消費者物価指数(CPI)が発表されました。
この指標は、消費者が支払う価格の平均的な変動を測定するもので、インフレの主要な指標とされています。
今回発表された7月のCPIは前年同月比で2.9%の上昇にとどまり、前月の3.0%からわずかに低下しました。
これは、インフレが徐々に鎮静化しつつある兆しとして市場に受け取られています。
通常、インフレが抑えられると、FRBが金利を引き上げる可能性が低くなります。
金利が低いと、金利のつかない資産である金の魅力が増し、金価格が上昇する傾向があります。
しかし、今回の状況では、インフレ鎮静化のニュースが市場で利食い売りを引き起こしました。
利食い売りとは、価格が上昇した後に利益を確定するために売却することを指します。
この売りが集中した結果、金価格が下落することになりました。
こうした市場の動きは、今後の金投資や売却を考えている方にとって、注目すべきポイントです。
米国のインフレ状況や為替市場の変動が、今後の金価格にどのような影響を与えるのか、しっかりと注視していきましょう。