9/12(木)本日の貴金属市況〜金価格は国内で42円上昇、米CPIの影響で金先物は下落
皆さん、こんにちは!
リファスタの杉でございます。
本日7月23日火曜日、貴金属市場の最新情報をお届けします。
金価格が13,217円と前日比113円の下落を記録しました。
同様に、プラチナは5,224円で122円の下落、銀は156円で2円の下落、パラジウムは4,499円で110円の下落となりました。
これらの下落の背景には、ドル高や今後発表される
経済指標への市場の不安が影響しています。
まず、ご存知の通りドル高というのは、アメリカのドルの価値が他の通貨に対して上がっている状況を指します。
ドルが強くなると、ドルで取引される金やプラチナなどの貴金属の価格は相対的に下がる傾向があります。
これは、同じ量のドルでより多くの金属を買えるようになるためです。
次に、今後発表される経済指標への市場の不安についてです。
経済指標とは、国の経済状態を示すデータのことです。
例えば、雇用統計やインフレ率、GDPなどがあります。
これらの指標は、投資家の今後の市場に対する見通しに大きな影響を与えます。
特に、重要な経済指標の発表が近づくと、市場はその結果に対する不確実性から、価格変動が激しくなることがあります。
さらに、米国大統領選に関するニュースも大きな影響を与えます。
政治的な不確実性が高まると、投資家はリスクを避けるために、安全資産とされる金やその他の貴金属を手放すことがあります。
これらの要因が重なり、現在の貴金属市場の価格下落につながっています。