7/2(火)本日の貴金属市況〜金価格上昇、米経済指標と中銀動向が影響か?
はい!皆さん、こんにちは!
リファスタの杉でございます。
本日7月10日水曜日、最新の貴金属市場の動向をお伝えします。
金の国内公表価格は13,422円と61円の上昇を見せました。
一方、プラチナは5,566円で84円下落、パラジウムは5,087円で160円の大幅下落となっています。銀は169円で変動はありません。
米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長がインフレ対策のための政策緩和の可能性を示唆したことで、ドルが上昇し、長期債利回りも上昇しました。
その影響で金の価格が上昇したと考えられます。
パウエル議長はインフレが進行していることを認めています。
ご存知の通り、インフレとは、物価が持続的に上昇する現象で、これが過度に進むと消費者の購買力が減少し、経済に悪影響を及ぼします。
政策緩和とは、経済を刺激するために金利を引き下げたり、資産を購入して市場に資金を供給することです。
これにより、企業や個人が資金を借りやすくなり、消費や投資が促進されます。
今回の発言により、金融市場はFRBが今後金利を引き下げる可能性が高まったと予想します。
金利が下がると、通常は株価が上昇し、ドルの価値が下がる傾向があります。また、金利が下がることで借り入れが増え、経済活動が活発化することが期待されます。
株式市場も注目ですね。
S&P500とナスダック総合指数は最高値を更新中で、経済の先行きに期待が高まっています。
投資をお考えの皆さん、この機会をお見逃しなく!