6/14(金)本日の貴金属市況〜相場は軒並み下落
はい!皆さん、こんにちは!リファスタの杉でございます!
本日7月4日木曜日、本日の金相場についてお伝えします。
まず、金の国内公表価格は148円上昇し、13,379円となりました。
これは米経済指標が軟調な結果を示したことが背景にあります。
具体的には、米供給管理協会(ISM)が発表した6月の非製造業総合指数が50を下回り、48.8となりました。
これを受けて、金先物価格は3営業日ぶりに反発しました。現在、1オンスあたり2,369.40ドルと、約1ヶ月ぶりの高値水準です。
米供給管理協会(ISM)は、アメリカの経済活動を測定するための重要な指標を提供しています。
非製造業総合指数は、その中の一つで、サービス業やその他の非製造業部門の経済活動を反映しています。
この指数の基準となる数値は50で、それ以上の場合は経済の拡大を示し、それ以下の場合は縮小を示します。
今回発表された6月の非製造業総合指数は48.8で、これは50を下回っているため、アメリカの非製造業部門が縮小していることを意味します。
サービス業やその他の関連部門の活動が減少しているということです。
このような経済指標が予想よりも悪化すると、投資家は安全資産である金に資金を移す傾向があります。
その結果、金の需要が高まり、金先物価格が上昇します。
今回も、6月の非製造業総合指数が予想より低かったため、金先物価格は3営業日ぶりに反発し、上昇したということです。
また、為替市場では円が対ドルで38年ぶりの安値を更新し、1ドル=161.96円となりました。
これは日本政府と日銀によるドル売り・円買い介入への警戒感が高まっていることが影響しています。
他の貴金属も値上がりしています。プラチナは19円上昇し5,643円、銀は6円上昇して168円、パラジウムは71円上昇し5,340円となりました。
これらの動きを踏まえ、金やその他の貴金属への投資を検討されている方は、今が注目のタイミングかもしれません。