8/28(水)本日の貴金属市況〜金価格、2円の下落で12,786円に調整
皆さん、こんにちは!リファスタの杉でございます。
本日7月1日月曜日、最新の金相場についてお伝えします。
国内の金価格は1グラムあたり13,143円となり、前日比で11円の下落を記録しました。
プラチナは1円の上昇で5,574円、銀は1円上昇の159円、パラジウムは220円の大幅上昇で5,027円となっています。
米ドルが小幅安で、株価が下落する中、金の先物価格もわずかながら上昇を見せましたが、全体的には落ち着いた動きが続いています。
これは、米国の個人消費支出(PCE)価格指数が予想通りの結果となり、インフレが若干の鈍化を見せたためです。
ここで少し解説を加えますね。
米国の個人消費支出(PCE)価格指数というのは、アメリカで消費者が実際に支出した金額の変動を示す指数です。特に、インフレ率の指標として重要視されています。
今回、PCE価格指数が予想通りの結果になったということは、予想通りの範囲内でインフレが抑えられていることを意味します。
このインフレの鈍化というのは、物価の上昇ペースが少し緩やかになったということです。
インフレが鈍化すると、中央銀行である連邦準備制度理事会(FRB)が金利を引き上げる必要性が減るため、投資家にとっては安心材料となります。
これにより、金などの安全資産への投資が増え、金の価格が支えられることになります。
投資家の皆さんにとって、金は引き続き注目の資産です。
市場の動向を見極めながら、今後の投資戦略を考えていきましょう。
以上、リファスタの杉でした。