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6/15(土)本日の貴金属市況〜金の価格構成要因とは?

杉兼太朗

杉兼太朗

テーマ:金相場

土日の貴金属相場ーについてですが、わたくし共リファスタでは前日金曜日の価格を引き継いでおり、土日の買取価格に変動はございません。レートは昨日の6月14日(金)と変わらずでございます。

では早速、本題へ。昨今の金の価格高騰はニュースやメディアでも話題となっており、「金相場ってどうやって決まるの?」というご質問を頂く機会が増えてきたので、今回は「金価格の構成要因」について簡単に解説していきたいと思います。

以前からリファスタの公式YouTubeでもお伝えしていますが、金価格の構成要因は主に以下の3つです。

———————————————
【1】ドル
【2】金利
【3】アメリカのGDP(国内総生産)
   +需給
———————————————

【1】ドル
金は通常、米ドルで取引されるため「米ドルの価値が上がると金の価格は下がり」反対に「ドルが弱くなると金の価格は上昇する」という逆相関の傾向にある。

【2】金利
金は利息を生まない資産であるため、金利が上昇すると金の価格は低下する。特に、米国の金利が上昇すると金価格に対する圧力が強まる傾向にある。

【3】GDP(米国 国内総生産)
GDPが成長すると「投資家はリスクのある資産に資金を移し、金の需要が減少」反対に「経済が不安定になると、安全資産としての金の需要が増加」する傾向にある。

概要としては上記のような形となります。従って日々の値動きは【1】ドルと【2】金利に支配されていると言っても過言ではなく、金以外に銀、白金、パラジウムに対しても同じことが言えるのです。

金利やドルが下がれば、貴金属の価格は上がる傾向にあり、大きな流れで言えば、アメリカは6月からドライビングシーズンに入っています。米国投資家もバカンス入りするので需要も減るでしょうし、GDPも停滞します。

その時にドルの雇用が大きく伸びることもなく、企業活動が停滞するので資金需要も停滞します。従って【1】ドルと【2】金利は弱含みする傾向にあると考えています。

詳しくは、図表を交えてリファスタ公式YouTubeでも解説しておりますので、下記URLからチェックしてみてください。
https://www.youtube.com/playlist?list=PLY7bnTvhqPNchRGco9MG6kwh0T1kCWRw1

以上!リファスタの杉でした。


▼リファスタ公式サイト
https://kinkaimasu.jp/gold/
当日の貴金属相場は勿論、貿易自由化となった1973年から現在までの相場推移動向もご覧頂けます。

▼リファスタ公式YouTube
https://www.youtube.com/channel/UC6VJpegm88WioXPT_NfBNsQ
貴金属やダイヤモンド、宝石などの相場動向・買取サービスに纏わる情報を日々、発信しています。

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杉兼太朗
専門家

杉兼太朗(貴金属・宝石・ブランド品買取業)

ラウンジデザイナーズ株式会社 リファスタ

貴金属、宝石、ブランド品を買い取り、価値を正当に評価して次世代へとつなぎます。無料LINE査定や宅配買取にも対応し、急な資金の用立てや、終活、遺品整理といった幅広い顧客のニーズに寄り添います。

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