繊細なタッチと音色は不変。夜中もピアノが弾ける画期的システム
音色を変えず音量を小さくし、繊細なタッチを表現できるピアノ用アナログ式超弱音システム「NighTONE」の開発者。豊富な知識と独創的な技術力を持つ調律師が、夜中でも弾けるピアノの超弱音システムを開発。
マイベストプロ・インタビュー
音色もタッチもそのままに。音量だけを小さくする画期的なシステム「NighTONE(ナイトーン)」
豊富な知識と独創的な技術力を備えるピアノ調律師
マイベストプロ東京による取材記事
経歴
1965 年 神戸市生まれ。ピアノ調律・修理を丸山元孝に師事。1992年に「TAGAMI-PIANO TUNE」を開設して独立。”調律と音楽性” 及び ”創造と人間性” の本質を追及。2010年10月ナイトーンUP発売。 2012年8月ナイトーンGP発売。 2013年1月アップライト用タッチ可変ユニット発売し、現在に至る。
趣味:天体観測、チェス 愛車:プジョー307cc S16
実績
■NighTONE(ナイトーン)の特長
・独立多層フェルトによる、高い弱音性(国際特許:1件出願)
従来のフェルトをハンマー一つ一つに対応するよう分離し、独立させることにより、近接した音階の弦が発音して濁ることもなく、綺麗な純粋な和音を奏でることが可能となり、更に多層構造にすることにより、ハンマーの衝撃を吸収し、高い弱音性を同時に実現しています。
・タッチ可変システム(国際特許:1件出願)
多層構造のフェルトによりハンマーの衝撃を吸収する原理により、フェルトの厚み+αのレットオフ(接近/弦とハンマーの間隔)を遠ざけるために、独立多層フェルトのみの製作の場合には、通常演奏時では若干のタッチの変化が伴いますが、タッチ可変ユニットを組込むことにより、本来のピアノのタッチが100%変化なく保つことを可能にいたします。
・ピアノを傷つけない設計
ナイトーンはピアノに不必要な穴を空けないピアノにやさしい設計です。大切なピアノを他の人に譲る時も安心です。アップライト版は、取り付ける独立多層フェルトは、既存の弱音レールの一枚型フェルトと取り替えるため、お客様のピアノ本体にビス・ネジなどを打ち込むことは一切ありません。大切なお客様のピアノに一切の傷を付けずに超弱音を可能にしています。
・すべてオーダーメード
メーカー・機種が違えば、内部の設計・寸法はそれぞれ異なります。また例え同じモデルであっても、ハンマー間隔等は調整段階で微妙に変わります。そのため、独立多層フェルトの独立したフェルトの位置と幅は、その個別のハンマーの位置と角度を正確に割り出し、一つずつ確実に対応するように製作します。このため、「職人」の手作業が必要になります。
事業者情報
- 氏名
- 田上忠之(たがみただゆき)
- 職種
-
ピアノ調律師
ピアノ調律師
- 屋号
- TAGAMI-PIANO TUNE
- 事業内容
- ピアノ調律・修理
NighTONE(ナイトーン)の販売・製作 - 専門分野
- NighTONE(ナイトーン)の販売・製作
- 住所
-
〒108-0074
東京都港区高輪3-14-41ベルジューレ高輪6F - アクセス
-
新幹線、JR、京急線「品川駅」より徒歩約10分
東京メトロ「高輪台」駅より徒歩約5分 - 営業時間
- 10:00 ~ 20:00
- 定休日
- 時期により変動(ご試弾につきましては要予約制)
- ホームページ
- http://www.nightone.net
- 料金
- ■ナイトーンUP アップライト
独立多層フェルト ¥80,000
タッチ可変ユニット ¥80,000
独立多層フェルト+タッチ可変ユニット ¥140,000
■ナイトーンGP グランド
<ライト>
国内標準 ¥240,000
輸入標準 ¥270,000
スタインウェイ ¥300,000
<プロフェッショナル>
国内標準 ¥400,000
輸入標準 ¥500,000
スタインウェイ ¥600,000
※上記価格に、消費税・出張費用がかかります。
※ピアノ内部の状況により、特殊加工費用が発生する場合があります。
※ピアノに弱音レールがない場合は、弱音レール費用、また弱音レールに対しての特殊加工費用が発生する場合があります。
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