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目代純平

インターネットサポートにこだわるITコンシェルジュ

目代純平(もくだいじゅんぺい) / Webコンサルタント

チェックフィールド株式会社

コラム

お客様の声 【千疋屋総本店様 ウェブサイト制作】

2011年10月27日 公開 / 2014年7月31日更新

テーマ:お客様の声


株式会社千疋屋総本店

老舗果物販売店/設立:1834年/所在地:東京都中央区
URL http://www.sembikiya.co.jp/
                            インタビュー日:2009年10月6日

東京・日本橋の株式会社千疋屋総本店は、天保5年の創業から現在に至るまで175年もの歴史を持つ日本初の果物専門店です。その歴史は御用聞きから始まり、人と人とのやりとりが基本でしたが、1970年代より同業種において国内最大級の規模に成長したために、2000年にITを導入しました。今回は、IT導入当時から責任者を務める取締役経理部長の佐伯卓朗氏にお話を伺いました。


■チェックフィールドに依頼したきっかけは?

お付き合いを始めて今年で10年になります。ちょうどチェックフィールドさんが創業された頃ですね。弊社では、当時、首都圏12店舗の売上日報の集計を紙ベースで行っておりました。それが、売上や支店の増加に伴い、集計作業がままならなくなり、効率化をするためにIT化を試みることになりました。ところが、さまざまなネットワーク通信会社に見積もりをもらっても、どうもピンとこない。値段と内容にも折り合いがつかず、どうしたものかと考えあぐねていたところ、知り合いから「若くてやる気のある人たちだから」ということで目代社長を紹介し ていただきました。すると、当時学生だった彼らの持ちこんだアイデアが面白いものだったので「よし、まかせてみよう」と、売上日報システムと製菓の注文システムの開発を依頼したのです。


■どのようなアイデアだったのですか?

当時としては、斬新なものでした。平面的なものが立体的になっているというか、ITの立体構造をうまく使ったアイデアは目から鱗が落ちました。他の社とは比べものにならないまったく別のもの、という印象でした。IT を導入するということはこういうことが出来るようになるのか、という驚きがありました。


■導入の成果はどんなものだったのですか?

まず第一段階として売上日報のデジタル化です。

これまで手書きだった日報をPCにデータとして入力するようになり、本社の経理部門では、集計や分析作業が効率的に行えるようになりました。当時では画期的なことでしたね。しかし、営業部門では依然として効率は悪いままでした。

 経理部門では日報データを3,4日後にまとめて集計しても業務に支障はありませんが、営業部門では、全店舗の売上を当日中に集計・分析して、翌日の発注に反映させる必要があります。閉店後すべての店舗から、日報を簡略化した売上速報がFAXで本社に送られてきます。営業マンはそのデータを待ってから集計作業に入るため、毎日遅くまで残業が続いていました。

こうした営業部門の業務を改善するため、第二段階として、売上日報のシステム化を行いました。ITネットワークとシステムの導入です。

 各支店が閉店と同時に売上をシステムに入力することで、夜間に自動集計、翌朝には結果が把握できるようになりました。飛躍的に業務効率が改善しました。

果物という旬のものを扱ううえで全社の売上動向が毎日把握できることはとても有益なこと。営業マンが朝から営業活動に専念できるようになったのも良かったと思います。




■佐伯さんもITの勉強をなさったと聞きましたが

こちらも相当に勉強しないと業者さんと対話できない、といろんな本を読んで勉強しました。会社のほうでやってみろ、と言われても業者に発注する際に何から手をつけたらよいかわからない。こちらも試行錯誤しつつ、目代社長に社の仕組みを理解してもらい、まずは自分が全体の仕組みを把握することに努めました。

 今では、新しいシステム導入をこちらから提案することもあります。そうなってくると、会社のこと、ITのこと、お互いに両方に関してわかる人間と話さないと何も進んでいかないということに気づくわけです。そういった意味で、私以外にもチェックフィールドさんと対等に、そして密に話せるようなITに詳しい人を社内でも育てていかなくてはいけないと思っています。


■その後、ホームページの作成も依頼されたのですね

売上日報システムののちに必要があったので作ってもらいました。そのなかで、弊社のフルーツパーラーでのフルーツバイキングの予約システムをご提案いただき、導入していますが、これが募集開始後1分で売り切れてしまう人気商品に。あまりにも入手困難なチケットになってしまい、毎回大量のアクセスがあるため、システムのセキュリティ管理をより強化させる必要が出てきました。チェックフィールドさんには、その点も含めてITの管理をお願いしています。


■御社にとってチェックフィールドの役割とは?

現在は、インターネットでの商品売上が全体の6%も占めるようになってきました。年間売上では小規模の支店売上を超えるほどになっています。増え続ける受注をさばききれないため、新しいシステムを導入するにあたってのソフトの評価なども行ってもらっています。現在は、ホームページやPCサポート、ネットワーク保守、サーバ管理、ウェブサイト制作・保守などをお願いし、ITコンサルタントとして関わってもらっているといったところでしょうか。


■10年間取引が続いている理由はなぜだと思いますか?

やはり、高い技術力と少しずつ築き上げてきた信頼関係に尽きるのではないのでしょうか。担当の方に頻繁に弊社にお越しいただいて、ITサポートをしてもらっています。ちょっとした疑問や質問は電話で相談ですね。レスポンスも早いです。こういった密なやりとりが深い信頼となっていることは確かです。ITといえど、仕事は人と人のつながりあってのことですから。


■これから、チェックフィールドに期待することは?

今後はビル建替えに伴うオフィスの仮移転、その後の新しいビルへの移転が予定されており、サーバの管理や機器の移動など、引き続き、IT全般において見ていただけることを期待しています。

いつも安心できるホームドクターのような存在でいていただくことで、今後も信頼関係をつなげていくのだと思っています。

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チェックフィールド株式会社  
代表取締役 目代純平
〒113-0033
文京区本郷5-1-16NP-Ⅱビル9F
03-5805-2678
http://www.checkfield.co.jp/
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