大胆かつ緻密に
さてこのシリーズも③まできました。このシリーズは北海道における日本維新の会の「生き字引き」である私が、なぜ北海道で維新が根付いていないのかを掘り起こすものです。私なりの考えもありますが、それは後日お示しします。その前に、まずは今までの選挙の経緯を記載しているところです。
②の最後で記載しましたが、今回は2019年~2021年の北海道の日本維新の会の支持の流れを追うつもりでした。2019年の統一地方選挙についての記載で今日は一杯になりそうです。
2019年の統一地方選挙の札幌市議会議員選挙に、日本維新の会は私含めて3人の候補者を擁立しました。残念ながら3名とも当選しませんでした。出馬した選挙区は、北区、東区、豊平区と、それぞれ人口も多く、2014年の衆議院選挙の比例票を持ってしたら全員当選してもおかしくない選挙区でした。しかしここで2017年衆議院選挙の際の有権者の動向が多いにかかわってきます。
もちろん地方選挙は特にどぶ板的に地域に根差す選挙です。一般的には、比例票が直結するのでもありません。ただ札幌のような大都市では、各候補者は無所属で選挙に出る方は稀です。人口も多く地縁血縁含めたどぶ板だけで勝つのは至難の業です。候補者はそれぞれ、大きな政党の公認なりを受けて出馬する人が大多数です。よってその政党の勢いが、選挙結果にも反映されます。
政党の勢いを考えるにあたり、2019年の統一地方選挙の前の国政選挙は、2017年の衆議院選挙です。ですのでこの2017年の衆議選挙の比例票が一つの指標となります。2017年の衆議院選挙における札幌10区の維新と書かれた比例票は、各区による人口の多さにも寄りますが、東区豊平区北区と大まか5,000票ぐらいでした。私の計算では、この政党の比例票の80%が地方選挙における基礎票になります。そこに個人の票を積み重ねていきます。
そして札幌市議会議員の当選ラインの票数ですが、各区による違いはあれど、大まか8,000票となることが多いです。結果として私含めた維新の候補者は、3人ともちょうど基礎票程度の4000票(5,000票×80%)余りしかとれず、落選したのです。基礎票以上に自分たちの積み上げがなかったのが原因です。厳しい結果でした。
なお前回記載しませんでしたが、2015年の統一地方選挙についても付記しておきます。その際の候補者(私は出ませんでした)達は、ほぼ活動していなかった候補者でも7800票あまり、とれたりしていました。維新と書かれた比例票についていえば、直前の2014年10月の衆議院選挙では、札幌10区の各区で人口による違いもあるものの、大まか12,000程度でした。
2019年の厳しい結果をふまえて、私も考えるところがありました。それが2021年の選挙での戦い方に繋がっていきます。つまりどぶ板に徹しようと考えたわけです。そのことはまた後日記載いたします。
次回は2019年7月の参議院選挙において、鈴木宗男先生が合流される話となります。こうご期待です。



