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企業ロゴを古いまま使っていると起こる問題点とは?

小泉達治

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テーマ:デザインのこと

伝統的なロゴを使い続けることは企業価値を高め、信頼を得ることができますが、いつ誰がどんな経緯で創ったかわからないようなロゴを使い続けているという企業が意外と多く存在します。特に中小企業の場合、名刺をデザインした印刷会社が適当に入れていたロゴがいつの間にかその企業のロゴとして使われているような事例もよく見かけます。企業が古いロゴを長期間使用し続ける場合、以下のような問題点が発生する可能性があります。今一度自社のロゴを確認してみましょう。

ブランドの陳腐化: ロゴが時代遅れに見えると、企業自体が革新や進化に対して消極的であるとの印象を与える可能性があります。これにより、ブランドイメージが古臭い、時代遅れだと感じられるリスクがあります。

市場との乖離: 時代や消費者の嗜好が変わる中で、ロゴが古いままだと、現代の市場やターゲット層にマッチしなくなることがあります。これにより、若い世代や新しい顧客層への訴求力が低下します。

競争力の低下: 他社がデザインやブランディングに投資し、モダンなイメージを打ち出している中で、古いロゴを使い続けることは競争力の低下につながることがあります。

視覚的な一貫性の欠如: 企業が新しい製品ラインやサービスを展開する場合、古いロゴが新しいビジュアルやコンセプトと合わなくなる可能性があります。これにより、ブランド全体の一貫性が失われるリスクがあります。

ロゴの劣化: 特に印刷物やデジタルメディアでの使用において、古いロゴの解像度や品質が現代の基準に合わない場合、見た目が劣化して見えることがあります。

これらの理由から、企業は定期的にロゴを見直し、必要に応じてアップデートすることが重要です。特に新規顧客に対する印象が大きく変わってきますので早急に確認する必要があると言えます。

コイズミデザインファクトリーのロゴデザイン

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小泉達治
専門家

小泉達治(アートディレクター)

有限会社コイズミデザインファクトリー

ブランディングや商品企画、グラフィックデザイン、WEB・オンラインショップ構築、テキスタイルデザイン、プロダクトデザイン、イラスト、写真・動画を社内制作。企業のデザインをコンサルティングする実績多数。

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