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虫歯、歯周病予防、かみ合わせ改善で、生涯を共にする歯を守る

虫歯・歯周病の予防とかみ合わせ改善で口の健康を守る歯科医師

日高敏郎

日高敏郎 ひだかとしろう

#chapter1

自然の歯を長く健康に保つことを目指し、口腔内を総合的に診療

 東京都武蔵野市・吉祥寺駅前で40年以上にわたり人々の口の健康を守り続ける「日高歯科医院」。2024年にサンロード商店街からレンガ館モールに移転し、より広くなった診察室に新しい機器を取りそろえ、診療体制のさらなる充実を図っています。

 自然の歯をできるだけ長く健やかに保つため、患者に向き合ってきた院長の日高敏郎さん。その根底にあるのが、「全ての歯は他の臓器と同じく生涯と共にある」という理念です。

 「この言葉は、私がかつて研修を受けた米国・フロリダのL.D.パンキー財団の元理事長、ハロルド・ワース博士が述べたものです。『高齢になって歯が抜けるのは仕方がない』と考える向きがありますが、私はそうは思いません。心臓や肺、胃などと同様、歯も適切なケアをすることで、生涯にわたり大切なパートナーであり続けてくれる可能性があるのです」

 こうした考えのもと、虫歯や歯周病だけでなく、かみ合わせも含めて口腔内全体を捉え、自然の歯をできるだけ長く保つことを目指して、一人一人の状態に応じた診療に取り組んでいます。

 麻酔などの処置では、患者の負担に配慮し、細かな点にも気を配っているといいます。診察時にはマスクを少し外して素顔であいさつするなど、緊張や不安を和らげられるよう心掛けています。
 「街中で歯医者に会っても、マスク姿しか見たことがないので誰か分からなかった、という笑い話がありますが、私に関してはそのようなことはないでしょうね」

 そうユーモアたっぷりに語る親しみやすさも、日高さんの持ち味です。

#chapter2

かみ合わせを整えて口腔内環境を整え、長く歯を使うための基盤づくりに尽力

 虫歯や歯周病の予防とともに、かみ合わせを整えることが、歯を長く使うために重要だと考える日高さん。診療では、これら三つの課題を重視しています。

 「虫歯や歯周病を防ぎ、健康な歯茎を保つには、歯科衛生士による指導に加え、患者さまご自身による日々のケアが欠かせません。ケアを続けやすい口腔内環境を整え、長く歯を使うための基盤をつくることが、私ども歯科医師の役割です」

 中でも力を入れているのが、かみ合わせの診療です。かみ合わせの治療には、症状や治療内容によって健康保険が適用されない場合がほとんどです。その際も、口腔内の状態や治療方法について分かりやすく説明し、患者が納得して選択できるよう心掛けています。

 「左右で高さが異なる靴を履くと、歩き方が不自然になり、股関節などに負担がかかりますよね。歯も同じで、かみ合わせのずれや、詰め物・かぶせ物、インプラントなどの人工物が適切に収まっていないことが、口腔内の状態に影響する場合があります。虫歯や歯周病の治療を続けても気になる症状がある方は、一度かみ合わせを確認することをお勧めします」

 インプラント治療についても、約40年前の開業当初から取り組んできました。顎の骨に人工歯根を埋め込み、その上に人工歯を装着することで、失った歯の機能を補う治療法です。長年の経験や知見を生かし、月に2回、調布市の京王線仙川駅近くにある歯科医院でも、相談対応や手術を行っています。

#chapter3

歯科医師への師事や米国での研修で、口腔ケアやかみ合わせを重視する治療方針を確立

 日高さんは、歯科医院を開業していた親の影響を受け、歯科医師を志しました。東京歯科大学を卒業後、1984年に吉祥寺で日高歯科医院を開業。口腔ケアやかみ合わせを重視する現在の診療方針には、開業後に師事した歯科医師の教えが大きく影響しているといいます。

 「口腔内を清潔に保つ重要性や、一つ一つの処置を丁寧に行うことの大切さを教え込まれ、ペリオ(歯周病)の症例についても指導を受けました。情熱を持って仕事に取り組む姿に触れ、私もこのような歯科医師になりたいと憧れたものです。開業当初は日々の治療に追われ、惰性に流されそうになることもありましたが、師との出会いによって目的意識を持って仕事に向き合えるようになりましたね」

 師の勧めを受け、米国・フロリダの財団が運営するパンキー研究所でも複数回にわたり研修を受講。米国の歯科医療や教育に触れ、視野を広げていきました。

 「段階を踏みながら知識や技術を習得できる教育システムが印象的でした。アメリカ各地から集まる指導者たちもバイタリティーにあふれ、中には車で5時間かけてフロリダまで来て、私たちに一日中講義をしてくれる先生もいましたね」

 日高さんのもとには、吉祥寺周辺をはじめ、JR中央線や京王井の頭線の沿線など、幅広い地域から患者が来院。何十年にもわたって通院している人もいるそうです。

 今後も患者一人一人に寄り添っていきたいと話す日高さん。「歯や口の健康への関心や意識を表す『デンタルIQ』を高めていくことが、歯科医師としての私の使命です」と、これからを見据えます。

(取材年月:2026年8月)

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日高敏郎

虫歯・歯周病の予防とかみ合わせ改善で口の健康を守る歯科医師

日高敏郎プロ

歯科医師

日高歯科医院

「全ての歯は他の臓器と同じく生涯と共にある」という理念のもと、虫歯・歯周病の予防やかみ合わせの改善を重視。幅広い専門知識を生かし、口の健康を総合的に支える診療を行います。

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