確定申告は「習慣化の力」で乗り切ろう

加藤一郎

加藤一郎

もうすぐ年度末ですね。

先日、あるフリーランスの方とお話ししていたら、確定申告が難しいですとおっしゃっていたので、どのあたりが難しいですかとお聞きしたら、2月に1年分をまとめて処理するのが大変ですとおっしゃっていました。

また、別のITエンジニアのフリーランスの方とお話ししていたら、レシートを全て渡したらAIが申告まで全て自動でやってくれたらいいのにとおっしゃっていました。

会計ソフトもずいぶん便利になってきましたが、とはいえ、事務処理をゼロにするのはなかなか難しいですね。

日々のお仕事などがあると、会計ソフトへの入力はついつい後回しにしてしまいますよね。そして、1年後にあわてふためく。。

夏休みの宿題を学校が始まる直前にやるのと似たような状況ですね 笑

この解決方法には、習慣化が有効です。

例えば、月末の午前中は記帳の日として、スケジュール帳に書き込んで無理やりでも時間を確保することです。
取引の量が多い人は、第1週・第3週の金曜日午前中、毎週金曜日午前中なども少し確保する頻度を増やす。

他の予定は入れない。その時間だけは、何としても記帳を行う。

不思議なことで、2~3回繰り返すと習慣化し、やらないと落ち着かなくなります。まさに、慣性の法則ですね。

ぜひ、記帳を習慣化し、確定申告をのりきりましょう!

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加藤一郎
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加藤一郎(公認会計士)

加藤会計事務所

大手監査法人で多くの企業支援の経験をもとに、仕組み作りで、経営改善や成長に貢献します。創業やIPO、事業承継、相続など企業のさまざまなステージもサポート。個人向けの相続対策・申告にも力を入れています。

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