ご挨拶②
※この記事は後編になります。
ぜひ前編前編からお読みください。
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二度目のターニングポイント:コーチングとの出会い
会社を辞めたものの、前途は多難。立ち上げるはずだった事業が訳あって白紙になり、完全に当てが外れてしまったのです。
すでに結婚していたので、「とにかく稼がなければ」と、サラリーマン時代の営業経験を武器に営業コンサルティングの仕事を始めました。
日々の生活は成り立っていましたが、心のどこかでは、夢破れたことへの悔しさが澱のように溜まっていました。
そんなある日、転機は突然訪れます。
コーチングを学び始めた先輩から、「セッションの練習に付き合ってくれない?」と連絡があったのです。
この出会いが、人生を再び大きく動かすことになります。
当時、私の心に留まっていたのは、家族との関係性や、断念した事業への未練。
「なぜあんなことを言ったんだ」
「どうしてダメだったんだ」
変えることのできない他人や過去への執着に、私は囚われていました。
ところが、コーチングは自分の「内側」に矢印を向け続ける時間です。
―あのときなぜ自分はこう感じたのか?
―もし自分が相手の立場だったらどうした?
―自分が本当に望んでいるのは何か?
コーチの問い掛けを通して自分を見つめる中で、自分を苦しませていた事象の解釈が変わったんです。
過去や相手に固執するのではなく、起きたことすべてを「自分が選択し、行動した結果だ」と、腑に落ちるように受け入れられました。
そこから私はすぐにコーチングスクールに入学。
営業コンサルティングの仕事と両立しながら、約2年かけて一般財団法人生涯学習開発財団認定のマスターコーチ資格を取得しました。
自分の選択で道は作られる。
これからの人生をどう過ごすかも、すべて自分次第なんだ。
学びを深める中で確信したこの考えは、私を強くしました。
そして、思ったんです。
「自分に焦点を当て続けることで、未来を切り拓く力」は、特別なものではなく、誰もが手にできるはずだ、と。
そして、子どもの頃からこの考え方に触れることができたなら、どれだけ多くの挑戦がこの社会に生まれるだろう。
こうして「コーチングを活用して『挑戦』が溢れる社会を創ること」を理念とした、㈱Hitofuriが生まれました。
今、迷いの霧の中にいるあなたへ
当時の自分に、コーチとして声をかけるならこう言います。
「モヤモヤの中に、居続けろ!」。
悩み考え続けるのは、自分の人生を本気で追求し、自らの手で切り拓こうとしている証。
それは停滞ではなく、紛れもない「前進」です。
楽になろうと葛藤や苦しみから目を逸らし、「まあ、いっか」と手放してしまったとき、人は自分と向き合うことをやめてしまうのではないでしょうか。
私はそんな風に思います。
だから、もしあなたが、かつての私と同じように深い霧の中で道に迷っているとしても、どうか安心してください。
その場所で考え抜き、悩み抜いた先には、必ずあなただけの納得のいく人生が待っています。
あなたの挑戦を心から応援しています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!



