“評価しない”ことで生まれる信頼。すぐに使える「承認」4パターン【前編】
※この記事は後編になります。
ぜひ前編からお読みください。
「共有」が上手な人・苦手な人のちがい
一般的に女性の方が「共有」が上手な傾向にあります。
「そういえば、妻はよくその日の出来事を感情豊かに話してくれるなぁ」と思い当たるパパもいるかもしれません。
反対に、男性は目的のない話を避ける方が多く、どうしても「共有」下手になりやすい。
「つらい」「悲しい」のような弱い感情を見せたくない、という思いあるのかもしれません。
だから、「言わなくてもわかるだろう」と信じることで、感情の交換を避ける。
例えば職場では、感情の伴わない会話でもそれなりの人間関係が成り立ちます。それに慣れると、気持ちの言語化の優先順位が低くなるのかもしれません。
昔の友人と話が合わなくなるのは、「共有」不足が原因かも。
でも、こんな経験はありませんか?
「学生時代の友人と久しぶりに会ったら、話がかみ合わず、昔のような楽しさが得られなかった…」
これは価値観が少しずつ離れてしまった例。親しい間柄でも日常的に感情を共有しなければ、心の距離が開いてしまうケースがあるんです。
夫婦や親子でも同じことが起こり得ます。
「妻と何を話せばいいかわからない…」
「子どもが話しかけてくれない…」
そんな悩みを持つパパは、まず自分から心を開いてみてください。
あなたが感情を見せれば、相手も「自分も話してみよう」と思ってくれるはずです。
特に、失敗談や弱音は「パパも完璧じゃないんだ」という安心感を家族に与え、心の距離をぐっと縮めてくれるかも。弱さって、時に親しみになります。
相手と心を通わせる「共有」の3ステップ
「感情の共有」はそんなに難しいことじゃないんです。
「今日はこんな言葉をもらってうれしかった」
「自分も昔こんな失敗をして悔しかった」
現在でも過去の事象でも、自分の感情がこもっていればOK。
とはいえ、何から始めていいかわからない方もいるかもしれません。
自分の中に定着するまでは、ぜひ以下のポイントを参考にしてみてください。
1.前置きをする
「ちょっと自分の話をしてもいい?」
「昔似た体験をしたことがあるんだけど、その話してもいい?」
こうした一言で、聞き手が安心して受け取れる状態をつくれます。
2.事実ではなく感情を言語化する
数字や成果ではなく、心が動いた気持ちにフォーカス。大事なのは成功ではなく、その瞬間の“あなたの気持ち”なんです。
×「昔パパは野球部のエースで、スタメンにもなったことがあるんだ」
○「毎日練習して、スタメンになれたときは本当にうれしかったなぁ」
3.相手の反応を否定しない
自分の感情に対し、相手が反対の感情を持ち出してきても「なるほど、そう思ったんだね」と受け止めるだけで十分。そもそも人の感情に正解はないので、勝ち負けを決める必要はありません。安心感が次の対話の土台になります。
まとめ:まずは「今日のうれしかったこと」から
今夜の食卓で、ひとつだけ『うれしかったこと』を話してみませんか?
大げさじゃなく、本当にそれだけでいいんです。
「今日は上司に褒められて、“頑張りを見てくれているんだな”って安心したよ」
「さっき子どもがハグしてくれて、あらためて“可愛いな”って思ったね」
「パパも子どものとき表彰されたことがあるんだ。うれしくて飛び跳ねちゃったよ」
こんな言葉を交わすだけで、夫婦や親子の関係は少しずつ温かく変わっていくはずです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
この記事が、少しでも働くパパ・ママの助けになればうれしいです!



