肌に、歴史に、寄り添ってきた恵み ― 植物オイルという“命のしずく”について ―

■ 私たちはなぜ、植物オイルを求めるのか？

乾燥、ゆらぎ、年齢を重ねるごとの変化…。
肌と向き合っていると、「本当に必要なものって何だろう？」と考える瞬間が訪れます。
その答えのひとつが、 植物の恵みから生まれた“ボタニカルオイル”です。
植物オイルは、単なる保湿剤ではありません。
皮膚の構造に近い成分を持ち、肌になじみ、潤いを与え、守る力を持っています。
しかも、それは古くから“自然の治癒力”として世界中の人々に重宝されてきたものでもあるのです。

■ 植物オイルのはじまり ― 古代から現代へ

植物オイルの歴史は、紀元前3000年ごろの古代エジプトにまでさかのぼります。
王族たちはオイルを使って全身をマッサージし、肌や髪を美しく保つだけでなく、宗教的な儀式や死後のミイラ保存にも利用していました。
一方、地中海地方や中東ではオリーブオイルが「食用」としてだけでなく、医療・美容・灯火用にまで活用されてきました。
アーユルヴェーダや漢方など、東洋の伝統医学でも植物オイルは“心身の調和”を整える重要な素材でした。
それはつまり、人類が“命の巡り”を感じたとき、いつも植物のオイルが寄り添ってきたということなのです。

■ Hiroko.Kが選んだ、5種のオーガニックオイル

Hiroko.Kでは、すべてECOCERT認証を取得した100％オーガニックの植物オイルを使用しています。
化学的な溶剤や農薬を一切使わず、丁寧に抽出されたこれらのオイルは、まさに“肌と心にやさしい自然のしずく”。

今後のコラムでそれぞれ詳しくご紹介していきますが、まずは5種のラインナップを簡単にご紹介します。
•ホホバオイル：皮脂バランスを整え、あらゆる肌質に適応
　　オーガニックホホバオイルはこちら
•サンフラワー（ヒマワリ）オイル：ビタミンEが豊富で、酸化に強い
　　パフュームケアバランシングオイルはこちら
•ヘンプシードオイル：オメガ3＆6のバランスが良く、肌のバリア機能を支える
　　コンフォートフレグランスはこちら
•アボカドオイル：栄養価が高く、乾燥肌やエイジングケアに最適
•アルガンオイル：モロッコの黄金と呼ばれる希少なオイルで、ハリとツヤを与える
　　レアビューティーはこちら

それぞれのオイルには、植物ごとに宿る“異なるエネルギー”と“機能美”があります。

■ 美容だけじゃない、心にも届く力

植物オイルは肌に潤いを与えるだけでなく、香りや肌に触れる時間を通じて心まで整える存在。
たとえば、ECOCERT認証のオーガニック精油をふんだんに使った豊かな香りが特徴のHiroko.K Perfume Care Balancing Oilを、夜にほんの数滴肌になじませ、深呼吸してみる。
香りとテクスチャーがそっと心を解きほぐし、「明日も大丈夫」と感じられる…。
そんなふうに、自分を慈しむ“時間のパートナー”にもなるのです。

■ オイルの物語はつづく・・・

このコラムは、「植物オイルって何？」という大きな問いの入り口にすぎません。
次回からはさまざまな植物オイルの背景や効能、使い方のアイデアなどをご紹介していきます。

Hiroko.Kが大切にしているのは、「香りも、成分も、肌への思いやりも、すべて本物であること」。
あなたが毎日を過ごすなかで、植物オイルが心地よくそばにある。
そんなライフスタイルのヒントを、これから少しずつお届けしていきます。

Hiroko.Kのオーガニック香水を見る
製品一覧ページはこちら