肌の上で完成する、あなただけの香水 — 香りは、あなたの肌と出会って初めて、本当の姿になる —
「香り」の本当の素顔にふれてみる
私たちが毎日ふと心を癒される「香り」。
でも、その香りがどうやって生まれているか、知っている方は意外と少ないかもしれません。
香水やアロマオイルの原料となる「エッセンシャルオイル(精油)」は、植物の葉・花・果皮・樹皮などから抽出された、自然の恵みそのもの。
Hiroko.Kでは、その中でも特に厳しい基準を満たしたECOCERT認証のオーガニックエッセンシャルオイルのみを使用しています。
そして、その精油はすべて、「水蒸気蒸留法(Steam Distillation)」という伝統的かつ繊細な方法で抽出されています。
香りに秘められた、手間とこだわり。
今回は、その「香りのはじまり」に迫ってみましょう。
オーガニックエッセンシャルオイルとは?
「オーガニックエッセンシャルオイル」とは、農薬・化学肥料を使わずに栽培された植物から、自然な製法で抽出された香りの原液のこと。
ECOCERT(エコサート)などのヨーロッパ認証機関では、以下のような厳格な基準を設けています ※基準の一部です:
- 原料植物の栽培において合成農薬・化学肥料を不使用
- 遺伝子組み換え作物を使用しない
- 抽出・製造工程においても化学的処理を行わない
- 最終製品まで「自然なもの」であることが担保されている
Hiroko.Kの香りは、すべてフランスでオーガニック認証を取得した精油を使っており、世界でもっとも自然と人にやさしい香りのひとつだと自信を持って言えます。
水蒸気蒸留法とは? ― 時を超えて受け継がれる抽出技術
水蒸気蒸留法(Steam Distillation)は、古くから伝わるもっともピュアで自然な香り抽出方法のひとつです。
【どんな仕組み?】
- 銅製またはガラス製の大きな窯に植物原料を入れる
- 下から熱を加えることで水蒸気が発生
- 水蒸気が植物を通り、精油成分を引き出す
- 香りを含んだ蒸気が冷却され、液体に戻る
- 上部に浮かんだ精油を取り分ける(下には芳香蒸留水=フローラルウォーターが残る)
このように、熱と蒸気のみで抽出することで、植物本来の香りや成分が失われることなく守られるのです。
【なぜ水蒸気蒸留にこだわるのか?】
- 溶剤を使わないため、体にも環境にも安心
- 成分が壊れにくく、香りがやさしく立ち上がる
- 芳香蒸留水も有効活用できる(化粧水やルームスプレーに)
つまり、水蒸気蒸留は「手間はかかるが、もっとも誠実な香りの作り方」。
Hiroko.Kでは、この方法で抽出された精油のみを使用しています。
香りに“生きているエネルギー”を感じる理由
人工香料と違って、天然のオーガニック精油には、生きた植物の呼吸が感じられるような深みがあります。
たとえば、同じラベンダーの香りでも、
合成香料は「香りが一辺倒で、時間が経っても変化しない」ことが多いのに対し、
天然精油は「香りの奥行きがあり、時間とともに表情が変わっていく」特徴があります。
この変化こそが、心や体のバランスに作用する理由のひとつ。
深く息を吸いたくなるような、内側から整っていくような香り。
それを生み出すには、「どう抽出するか」がとても大切なのです。
伝統とテクノロジーの調和のなかで
Hiroko.Kが大切にしているのは、「最先端であること」ではなく「本質的であること」。
フランスの香りのラボでは、昔ながらの水蒸気蒸留の技術が、現代の衛生管理や分析技術と組み合わされ、伝統と革新が共存する環境で精油が生まれています。
一本の香水の裏には、何ヶ月、何年もの時間と職人たちの情熱があります。
香りを身につけるということは、その背景ごと、自分の肌にまとうことなのです。
Hiroko.Kの香りが、呼吸を整える理由
「香りは、呼吸するケア」。
それがHiroko.Kの信念です。
だからこそ、
- 植物が本来持つ力を最大限に引き出せること
- 肌にも心にもやさしいこと
- 自然環境にも配慮されていること
この3つをすべて満たす精油しか使いません。
オーガニック精油の透明感。
水蒸気蒸留によって守られた、やさしい香りの層。
そのひと吹きが、日々の呼吸を整え、気持ちをほんの少し軽くしてくれるように──。
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