“肌にのせる香り”への責任 〜オーガニック香水と合成香料の違い〜

Hiroko近藤

Hiroko近藤



香水って、何でできているの?


私たちが日々手に取る香水。
その成分を意識したことはありますか?
一般的な香水は、以下の3つを基本に構成されています。

  • アルコール(主に香りの拡散・保存のため)
  • 香料(天然・合成問わず香りの核)
  • 水や溶剤(製品の安定性のため)


中でも“香料”と“アルコール”は、香水の主な成分。
だからこそ、その中身が何でできているのかを知ることは、とても大切です。

合成香料はなぜ使われる?そのリスクと課題


現在、多くの市販香水は合成香料を主成分として作られています。
合成香料には、以下のようなメリットがあります。

  • 香りの再現性が高く、安定して大量生産できる
  • 原価が低く、持続時間も長く設計できる
  • 天然では得られない香りのバリエーションを作れる


しかしその一方で、肌や体への影響に関しては慎重な視点も必要です。

  • 化学構造が強いため、敏感肌の方や子どもには刺激になる可能性がある
  • 香りが強く、長時間肌に残ることで体調に影響することもある
  • 石油系成分を含む場合があり、ペットや妊婦さんの近くでの使用に注意

が必要

合成香料がすべて悪いというわけではありません。
しかし、「日常的に肌に使うもの」として考えたとき、
“安心して呼吸できる香りかどうか” は、見直してみる価値がある視点です。




オーガニック香水は、肌と心にやさしい処方設計


Hiroko.Kが展開するオーガニック香水は、以下のようなシンプルで誠実な構成です。

  • 香料は100%天然精油のみ(ECOCERT認証取得の植物原料)
  • アルコールはオーガニックサトウキビ由来エタノールを使用(ECOCERT認証取得)
  • 水や保存料・添加物は一切不使用


これにより、

  • 敏感肌の方
  • 妊娠中の方
  • 赤ちゃんやペットの近くで香りを使いたい方


にも、日常の中で安心して使っていただける香水となっています。
また、精油の香りは強すぎず、空気にやさしく溶けていくような軽やかさ。
「呼吸が深くなる」「自然と気持ちがほぐれる」という声を、多くのお客様からいただいています。




Hiroko.Kが“100%天然精油”にこだわる理由


私たちは、香りを 「装うもの」ではなく、「整えるもの」 と捉えています。
毎日肌にのせるものだからこそ、
そして呼吸とともに身体に取り込まれるものだからこそ、
植物そのものの命に近い香りを届けたい——
その思いから、Hiroko.Kでは一滴たりとも合成香料を使っていません。
また、香料の調合はフランスの専門ラボにて、素材選定から自社で責任を持って設計しています。
私たちは、肌にのせるものには“透明性と敬意”が必要だと考えています。
香りは嗜好品ではなく、感覚に届くセラピー
でもあるのです。




香りの選び方が、あなたの肌と心を変えていく


どんな香りを身につけるかは、
どんな気持ちで一日を始めたいか、という“意思の選択”でもあります。
Hiroko.Kの香水は、

  • 肌をいたわりたい人
  • 呼吸から心を整えたい人
  • 自分にやさしくありたい人

に向けて、丁寧に調香されています。
あなたの肌と心に寄り添う香り、
そしてあなたの大切な人や空間にも、やさしくなじむ香り。
そんな “責任ある香り” を、ぜひ一度体感してみてください。


Hiroko.K公式HPはこちら

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Hiroko近藤
専門家

Hiroko近藤(オーガニック調香師)

Hiroko.K株式会社

国際有機認証機関ナチュラルオーガニック「エコサート(フランス)」の基準に沿って日本人ならではの感性で香りの世界を創る。仏大手香料会社有機部門に日本人で唯一ラボを持ち、開発生産している。

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