補助金申請を通して、企業のアドバンデージを見つめ直し未来に活かす力を引き出します！（3/3）

日本の中小企業が、この先「生き残る」ためには中小企業診断士の力が必要

「昨年は企業訪問が358件ありました。およそ1日1件は訪問していた計算になります。休みはなかなかとれませんが、この仕事が楽しくて仕方ありません。天職だと思っています」

　と明るく穏やかな笑顔で話す姫田さん。しかし、姫田さんにはある心に誓うミッションがあります。

「現在、優秀な中小企業診断士が大手に近い規模の企業へ流れていることを問題視しています。大規模な企業ほど報酬の面では優遇されますが、もっと力を必要としているところへ支援の手を差し伸べて欲しいと思っています」

　経営者の心を動かし共に歩み、利益アップだけでなく満足度も高めていくことをモットーとする姫田さん。現在、東京都、千葉県、神川県、北関東、長野を中心に活動していますが、全国的なサポートを考えています。

「中小企業の経営者の皆さんには、もっと中小企業診断士のことを知っていただき、活用していただきたいと思います。日本の経済の基盤を支えているのは中小企業です。中小企業を元気にして、未来へつなげていくことが中小企業診断士の使命です」

　補助金申請支援、コンサルティングはビジネスとしての付き合いになりますが、その向う側にあるのは人間性です。それが企業の利益アップにつながっているのかもしれません。

（取材年月：2019年1月）

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