風、声のデザインルーム,詩吟のボイトレを、、、
オペラは音符によるドラマ。そこで生徒さん達に、なるべく原作が文庫本になって居るものは読む事を
すすめています。でもなかなか?ではありますが、、、、、
解説書のみでもよいのですが、原作をよみますと、時として喜歌劇の原本が悲劇だったりすることも発見
する場合があるのです。人物の性格がネ?その反対もあります。
ひとつ例を、、、プッチーニのトスカ。短い戯曲を読んでいると、あのカヴァラドッシが間の抜けた人物、
トスカがオッチョコチョイに書かれている感じでまるで、シェイクスピアみたい?とおもったことがあります。引き裂かれた愛と悲しみのみがドラマになれば、当然悲劇になるわけですが、この原作がオペラ台本作家の手にかかるとこんな風に脚色され、素晴らしいオペラ作品になるのだなあ~と。
全体のドラマが分かってところで、その役を理解しようとしたらきっと、声もいいほうにでるかもしれませんね?
今生徒さん2人、一人が原作文庫本でていますので、勧めています。
この事は歌う人間は必ず試すべきではないかと思っています。オペラのために!