風声のデザインルームオペラの原作が出版されていたら!、  

堀野温代

堀野温代

テーマ:声、身体、流れ

オペラは音符によるドラマ。そこで生徒さん達に、なるべく原作が文庫本になって居るものは読む事を
すすめています。でもなかなか?ではありますが、、、、、

解説書のみでもよいのですが、原作をよみますと、時として喜歌劇の原本が悲劇だったりすることも発見
する場合があるのです。人物の性格がネ?その反対もあります。

ひとつ例を、、、プッチーニのトスカ。短い戯曲を読んでいると、あのカヴァラドッシが間の抜けた人物、
トスカがオッチョコチョイに書かれている感じでまるで、シェイクスピアみたい?とおもったことがあります。引き裂かれた愛と悲しみのみがドラマになれば、当然悲劇になるわけですが、この原作がオペラ台本作家の手にかかるとこんな風に脚色され、素晴らしいオペラ作品になるのだなあ~と。

全体のドラマが分かってところで、その役を理解しようとしたらきっと、声もいいほうにでるかもしれませんね?
今生徒さん2人、一人が原作文庫本でていますので、勧めています。

 この事は歌う人間は必ず試すべきではないかと思っています。オペラのために!

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堀野温代
専門家

堀野温代(「声」の指導者)

風・声のデザインルーム

イタリア留学と長年の研鑽、多数の舞台経験から、身体の使い方、呼吸法などを総合する「堀野式発声法」を確立。音大入試やオペラ団体への入団、声楽コンクール等で高い結果を出す生徒を多数輩出している。

堀野温代プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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