風、声のデザインルーム教則本の大切さ
第4章
表現者として生きる
生きざまと表現力
毎秒毎秒情報が流動しているという話を先ほどしましたが、根本的に私は時間の観念がそこまで
強くないと感じます。
レトロで無駄を含んだ生き方と表現すればいいでしょうか。
私は常日頃から、美術館、映画館、音楽会などによく足を運びます。
パン屋さんでパンをじっくり見る時間を持ったりもします{不思議な行動すぎて、あまり人には話せません、、、、、、。}
とにかくパン屋さんでパンをじっくりみます。
要するに外に出て、時間を気にせず、何かを見たり聞いたり感じたりすることにより、
「発想」は浮かんでくるものです。
必ず、自分自身の意思で自分の足を動かし、外に出てみてください。
「発想」の源はWEB上ではなく現実の地球上にあるのです。
近年、若者たちがスマホを持ち歩く姿をよく見かけます。
外にいるにもかかわらず、内側に内側に、、、、、
正直な話、その姿は非常に醜くみえます。
今後、表現の世界はどうなってしまうのか?と、ふと考えさせられる時もあります。
「表現」という言葉はまだ生きているのか?
それとも、すでに死んでいるのか?
あなたはどう思いますか?
私は後者に向かいつつあると思っています。
だからこそ、この描写を残したいという思いから本書を執筆しています。
表現者として生きる。
生き様こそが表現力ににじみでると思います。
今、この時代をあなたがどう感じ、そしてご自分の意思がどう働き、体がどう動くのか目を閉じて
考えてみてはいかがでしょうか?
答えは一つではありませんが、時間を忘れ、じっくり今を生きることにより、新な自分との
出合いにつながるかも知れません。
私はいつも動いています。
そして、新たな自分と出会い続け、表現しています。
この動きの表現と、声による歌を結びつけたり、話したりしているだけなんです。
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