風、声のデザインルーム、私のための究極のレッスンは何か?
第4章
表現者として生きる
技術よりも重要なこと
ここまで堀野式発声法や瞑想について執筆してきました。これらの単なる技術も大切ですが、
何事に置いても一番重要なのは、「続けること」だとおもいます。
そして、その続ける力こそ「才能」だと思います。
自分の能力が開花し、それを芸術{声楽}に結びつける発想もここから生まれると思います。
長い時間をかけて自分の成長を楽しみ、「思い」が生まれる瞬間に「喜び」を感じられたら、
それがその人の「芸術」になるのではないでしょうか?
瞑想は、*迷想*から始まり、ずっと*瞑想*し続けることだと思うのです。
答えはないが、希望はある。
瞑想は枯れない泉のようなもので、それを「続けること」が何事においても重要なのです。
私の元を訪ねてくる生徒さんたちも、続ける方と続けない方がはっきりと二分されています。
では、それはなぜか?
私も生徒さんたちと同じように「瞑想」を通じて継続することを学んでいます。
生徒さんたちにも目を閉じて瞑想することにより「継続する心」が芽生える方がいらっしゃるのです。
「瞑想」が凄いということを言いたいのでは決してなく、継続できる人自身の力が凄いのです。
人とは可能性にあふれた生き物である、知っていただきたいのです。
だからこそ、人は学ぶことを忘れてはいけません。
何が大事なのかということに気づくことが大事なのです。
そうすることで、昨日と違う自分と日々出会えるようになります。
風、声のデザインルーム