声楽レッスンと目を閉じて思う事と!

堀野温代

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久しぶりの生徒さんですが、以前より元気そうになってやって来ました。早速、椅子に腰かけて、なにげなく目を閉じ呼吸法を誘導いたし、仙骨、尾てい骨、丹田等に、身体の重みや無くなって欲しい癖などをしっかり尾てい骨に降ろし、再度新しいエネルギーとなるような方法を導きました。簡単な瞑想をレッスンにとりいれたのです。1時間の間、私はゆっくりした低い声で誘導したのです。身体が大変いい気持ちになり、身体が軽くなり、足もあるようなないような~まで来たところで声出しを始めました。久しぶりにもかかわらず、
良い声と良い音質が出てきたのです。目を閉じている間は自分の声は声ではなく、たんなる体内音と言う意識でだします。体内音が口から出た時、声になるのです。体内音を感じる事はとても重要なのです。

そこから発声訓練に入ったら、良い声が{特に低音、中音が魅力のある声に変化したのです。ここでPucciniのオペラアリア3曲ほど歌いました。もう1つ、お顔が余分なもの流れ出て小さくなっていたのです。身体と心を合わせて訓練しますと、こんな状況もあらわれますよ。レッスン後元気になりまして話声が力強くなっているのが面白い。見えない、無形のものに興味を持つことは大事なんですね。なぜ?が大事!

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堀野温代
専門家

堀野温代(「声」の指導者)

風・声のデザインルーム

イタリア留学と長年の研鑽、多数の舞台経験から、身体の使い方、呼吸法などを総合する「堀野式発声法」を確立。音大入試やオペラ団体への入団、声楽コンクール等で高い結果を出す生徒を多数輩出している。

堀野温代プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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