声、歌、体

堀野温代

堀野温代

身体脱落と言う言葉に目が行きまして本を買いました。これ、レッスンに使えそうと直感がはたらきました。正しかったこの直感。私達音楽家は良く力を抜いてとか言われる事が多いのですが、私は抜いてしまったら演奏は出来ないと思っています。そこでいつも瞑想をして体を整え精神を整えそこに発声法や呼吸法を結びつけていますが、この身体脱落とゆう言葉に心惹かれるものが浮び、早速わたしなりにレッスンにため
した。その結果をこれから書いてみますね。

  {椅子に浅く腰掛け太腿に手を置く }
   
   {目を閉じ内観する。次第に体ふあわ~とし始める}

   {背骨がクシュクシュ脱落する様になる}

    {丹田呼吸はずっと続けている、そこに音階発声をたくさんの種類で行うと体の中にモクモクと湧く何かを感じ始める。}


    このモクモクが良い気分の源~この状態30分}

ただ目を閉じるだけなのにこの行為は実に多くのことに気づきと啓きをあたえます。

    {こんな繰り返しを何度もして、それから通常のレッスンに入ります。

    {すでに身体脱落感が出来上がり、とてもスッキリと気分爽快になり、必要ない力が溶けるようになります。
    {声に透明感と音域の上下が広がり、声と体が一体化するのが解り、これが一体化なんだなあ^
     と思えます。}

今の時代、こんなストイックな方法若い人には嬉しくないかな?と思いきや、!ストレス解消になるって言ってくれます。喜んでくれます。身体脱落は力を抜くではなく、息と言う燃料を体内にわかせてくれるのです。その燃料は自分のもの。これは強いですね。
私のレッスン方法は、からだの内、内、内の開拓から始めます。とても幸せな気分になります。レッスンの後は皆さん顔がスッキリし明るくなります。呼吸と身体脱落と声楽と。でした。ありがとうございます。

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堀野温代
専門家

堀野温代(「声」の指導者)

風・声のデザインルーム

イタリア留学と長年の研鑽、多数の舞台経験から、身体の使い方、呼吸法などを総合する「堀野式発声法」を確立。音大入試やオペラ団体への入団、声楽コンクール等で高い結果を出す生徒を多数輩出している。

堀野温代プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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