詩吟ボイストレーニングを通して思う事

堀野温代

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詩吟のボイストレーニングを初めて4年たちます。それぞれことなる流派です。何時かの投稿にもその様子をかきましたが、共通していることは、詩吟の先生方はお腹から声出しなさい!とはおっしゃても方法はおしえてくれないとゆう事です。西洋の発声法と東洋のそれは同じであり、ある部分から分かれ道に入ると思う考えは正しい事であると最近では確信がもてるようになりました。たった1つ丹田呼吸法をマスターすると言うことです。今4人の方がレッスンに見えておますが4にんともジムにもかよい体を鍛えています。しかし、ボイストレーニングが1番きついといいます。身体訓練、呼吸法、発語法、内容表現と呼吸法が一致しなければだめなんです。音域、声質が変化するのも丹田呼吸法のみによってです。

漢詩の世界は歴史そのものですから、知性も必要。

漢字に敏感にならなければなりません。声が、、声が、、だけではただ張り上げになってしまいますから、

いつの時代の作の詩なのかなど、詩吟吟ずる前の知識がとても重要なのですね。

私がなぜ詩吟ボイストレーニングができる様になったかの1つに、50年私の家にはテレビがなく、ラジオオンリーの生活のなかで、NHkの漢詩の世界 といいます番組を30年以上聞いていることがあるとおもっています。視覚的想像力が大きいのです。

生徒さん達より深く内容をとらえる力も出てきています。

自分に対して敏感な感覚をもてるように成ること。

解らなかった事が解るように成ったとき、知らない事を知った時こそ楽しいものです。

詩吟の生徒さん達はほぼ私と同年代なので大変共通のものをかんじていますが、若い方々にも

詩吟を勉強してほしいものだたといつも話あっています。詩吟を通して人生を感じ合えるのはとてもいいものですね。

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堀野温代
専門家

堀野温代(「声」の指導者)

風・声のデザインルーム

イタリア留学と長年の研鑽、多数の舞台経験から、身体の使い方、呼吸法などを総合する「堀野式発声法」を確立。音大入試やオペラ団体への入団、声楽コンクール等で高い結果を出す生徒を多数輩出している。

堀野温代プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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