甲状腺ホルモンが鍵!疲れやすさを解消する7つの特徴とその改善法
仕事のパフォーマンスが落ちた真の原因を知りたくないですか?
「最近眠りが浅く、疲れがとれない」、「午後になると急にだるさが襲ってきたりする」
そんな悩みを抱えていませんか?
忙しい経営者や起業家の方にとって、身体の不調はパフォーマンスに直結する深刻な問題で、これらの症状が慢性的に続いている場合、その先には『副腎疲労症候群』が隠れている可能性があるかもしれません。今回は、その特徴や対策について詳しく解説します。
7つの特徴
1. 眠りが浅い
副腎疲労では、眠りが浅い、寝つきが悪いような睡眠障害がよく見られます。
2. 汗をかきやすい
恐怖や緊張、興奮などのストレス時に急に汗をかきやすい人は「精神性発汗」が起きている可能性があります。これは副腎から分泌されるホルモンがストレスに過剰反応しているためです。
3. 責任感が強い
他人に仕事を任せられず、仕方なくやってしまうタイプの人は要注意です。家庭と仕事、あるいは子育てと介護を両立させている場合など、慢性的なストレスが副腎に大きく負担をかけています。
4. 低体温・低血圧
甲状腺ホルモンの代謝の低下に似ていますが、他の項目も複数ある場合は注意が必要です。これも副腎から出るストレスホルモンが原因で女性ホルモン分泌が少ない方に多く見られます。
5. だるい
特に午後になるとだるさや疲労感が強い場合、副腎疲労を疑う必要があります。午後にコルチゾールの分泌がうまく出ず、エネルギー供給が追いつかないことが影響しています。
6. 午後に頭痛
午後になると頭痛が頻繁に起きる場合も、副腎疲労が原因の可能性があります。ストレスホルモンのバランスが崩れることで、血流や筋肉の緊張に影響を及ぼします。
7. 不安・憂鬱
精神的な不安感や憂鬱な気分が続く場合、副腎からのホルモン分泌が低下しているのかもしれません。これは、慢性的なストレスが副腎ホルモンを消費させ、心の健康にも影響します。
解決案:ストレスマネジメントの重要性
慢性的なストレスが副腎に負担をかけるため、心身を休める習慣や適切なストレス解消法を取り入れることが、副腎を回復させる第一歩となります:
1. 睡眠の質を改善する
- 就寝前にブルーライトを避け、リラックスできる環境を整えましょう。
- メラトニンをサポートするサプリメントやハーブティーを続ける効果的です。
- 寝つきが悪い人で、今日あったいろいろな課題や明日取り組まなければならないことが頭に巡ってしまう方は、寝る間に3行日記という、メモに箇条書き3行程度簡潔に頭の中に巡っている内容を書き出すと、スッキリして寝やすくなります。
2. 腸内環境を整える
- 副腎と腸は密接に関連しています。発酵食品やプロバイオティクスを摂取し、腸内環境を改善することで、ストレスへの耐性が向上します。
3. 栄養補給
- ビタミンCやマグネシウム、アダプトゲン(例:アシュワガンダ、ロディオラ)など、副腎をサポートする栄養素を意識して摂りましょう。
- カフェインを控え、穏やかなエネルギーを維持する食品を選ぶことが大切です。
4. ストレス管理
- 瞑想や呼吸法、気功、ヨガなどのリラクゼーション法を習慣化し、副腎の負担を軽減します。
- 1日の中で「休む時間」を意識的に確保することが重要です。
- フィトンチッドという森の香りを嗅ぐ(森林浴、アロマで木の香り)がストレスホルモンを下げ、ナチュラルキラー細胞のような免疫力があがります。
まとめ
ここまで、副腎疲労症候群による疲れやすい症状とその対策についてお話ししました。これらの症状に心当たりがある場合、まずはご自身の生活習慣を見直し、少しずつ改善を始めてみてください。
ぜひ今回の内容を参考に、副腎を元気にして毎日の活力を取り戻しましょう!