実践に裏付けられた手法に絶対的な自信を持つビジネス英語講師小林真美

実践に裏付けられた手法に絶対的な自信を持つビジネス英語講師

小林真美

「明日使える・すぐに必要になる英語」を集中的に学ぶことが効果的

　「多くのビジネスパーソンが英語を学ぶ際にまず取り掛かろうとするのは、TOEIC対策ではないでしょうか。確かにTOEICはビジネス英語の基礎を固めるには良い課題です。しかしTOEICを勉強しても、英語を話せない方が多いのも現実。いったいどうしたら英語が身に付くのでしょうか」
　こう疑問を投げかけるのは、Biz英語塾代表の小林真美さんです。
　小林さんは米系自動車メーカーのフォードや消費財メーカーのジョンソン株式会社など、グローバルビジネスで培った20年以上の実務経験をもとに、実践的なビジネス英語を教えている英語講師です。

　「忙しいビジネスパーソンがしゃべれるようになるためには、TOEICを含めすべてを勉強するのではなく、自分が必要な状況に絞って学ぶことが効果的です。まずはどのような場面で英語をどう使いたいのか、という理想の場面を明確にしてください。何でもやろうとすると力尽きてしまいます。それより実践に即した『明日使う英語』を集中的に学ぶことが、最短で成果を実現でき、自信につながります」

　小林さんのもとには、さまざまな英語学習を続けてきたのに一向にしゃべれるようにならないビジネスマンや、英語が突然必要になってしまった会社員などの「英語難民」が、多数訪れています。

　レッスンでは小林さんが考案した教材をベースに、生きたビジネス英語を学ぶための『目標達成型』の指導をしています。授業はプライベートか、少人数のグループレッスンで、スカイプや対面など希望に応じて行っています。また、出張形式でのセミナー対応も行っているそうです。

ビジネス英語は実は簡単！その理由は？

　一般的にビジネス英語は「難しい」とイメージされ、英会話スクールでもビジネス英語を教えるクラスは高額になりがちです。しかし小林さんは、異議を唱えます。
　「ビジネス英語は実は簡単です。ビジネスの本題は、ある分野のプロ同士の話合いですので、共有する専門用語や知識がベースになり、事前に共有した資料やプレゼンテーションなどで話が進むため、即興会話のプレッシャーは緩むことになります」
　一方、小林さんは、日本人のビジネスパーソンに対しては、グローバルビジネスで成功するために必要となる資質、堂々とした態度が必要だと言います。
　「日本人の多くは、ビジネスの場で適切な英語の自己紹介の仕方、外国人が好きな雑談はどうしたら良いのか、会議時における失礼のない反対意見の使え方など、本題以前の事で大きなプレッシャーになっているようです。私の20数年のビジネス経験を振り返っても、実は普段使っていたフレーズ（英語表現）はあまり多くはなく、効果的な表現には一定の型があります。適切なフレーズを知っていたことで、タイミングを逃さずに反対意見を効果的に伝えることができたり、自分の意見をしっかり聞いてもらったりして、ビジネスパーソンとしての信頼を得ることができた経験がたくさんあります」

　小林さんは、ビジネスパーソンに次のように提案します。
　「状況的に自分が使わない単語やフレーズは覚えなくてOK。またTOEICの点数向上などに固執しすぎないようにしましょう」

ビジネスパーソンに評判のオリジナル教材を開発

　小林さんが20年以上の外資系エグゼクティブのキャリアを卒業し、英語講師の道を目指したきっかけは、ご主人の海外転勤での経験でした。
転勤先のソウルでは、お子さん2人を米系インターナショナルスクールに通わせながら、友人からの依頼のきっかけに、スカイプを使った英会話レッスンを駐在員などに教えはじめたそうです。
　「久しぶりの海外生活で感じたことは、日本人は圧倒的に英語ができないということでした。欧米やアジアの人は、間違っていようがしゃべろうとしますし、上達も早いです。日本人として『これはまずい！』と思いました」
　帰国した小林さんは、英語講師としてのキャリアをスタート。社会人留学する方や海外駐在を前に英語力を劇的に伸ばす必要のある方、初めて仕事で英語が必要になる方など、幅広く指導をはじめます。
　そして小林さんは、数多くのレッスンから生み出された、ビジネス英会話のフレーズ集をまとめた教材も作ったそうです。
　「難しい単語や構文は避ける一方、通常のビジネス現場で想定される適切なフレーズを厳選した教材です」
　グローバルなビジネス現場で生き抜いてきた方たちから、「こんな教材あったら良かった」「こんなフレーズを最初に教わっていたら、もっと楽だった」と称賛され、ビジネス英語初心者に自信を持って提供できる内容だと言います。

　今後はこれらの教材をベースに活動の場を広げていく小林さん。
　「外資系企業に勤務していた時にはM&Aなどを経験し、現在は経営者へビジネス英語をお教えする機会も増えています。ゆくゆくは海外のビジネスパートナーを見つけるための探し方や交渉術をお手伝いしたいと考えています」

（取材年月：2018年3月）

英語難民を救う実践的ビジネス英語を指導する英語講師

「明日使える・すぐに必要になる英語」を集中的に学ぶことが効果的

ビジネス英語は実は簡単！その理由は？

ビジネスパーソンに評判のオリジナル教材を開発

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