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【DX人材】IT人材の不足に困っていませんか?その悩み、解決の糸口は意外とシンプルです。

高橋優太

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テーマ:DX推進

本コラムのポイントは太字になっています。まずは太字チェック、30秒で内容キャッチ!
「IT人材不足が深刻化」というニュースを皆さんも目にしたことがあるかもしれません。
私も2社のデジタル関連企業の代表を務めるなかで、あらゆる分野の即戦力IT人材の採用が難しくなってきていると感じているのが率直なところです。

とはいえ、将来的に自社のDX推進やデジタル化を自走化するために、IT人材というのは非常に重要になってきます。
DX総合支援会社の代表である私が言うのもなんですが、やはり健全な事業運営において、将来的には自社でDX推進を自走できることは重要だと思います。

企業が抱える「IT人材不足による問題」

今多くの企業が直面しているIT人材不足に関連する問題、それは適切なIT人材が確保できないことで他社に後れをとってしまうこと、新しいテクノロジーに社員が対応できないことで発生する不利益、適切なITシステムを構築、運用できないことで生じる無駄なコスト、人員、効率の低下など多岐にわたっています。

経済産業省のデータによると、現在のIT人材はおよそ108万人といわれており、現状では32.5万人ほどの人材が不足しています。さらに、2030年には約79万人のIT人材が不足すると試算されています。IT人材自体は増え続けていますが、この人材不足は簡単に解消できるものではありません。

企業のネームバリューや人材獲得の為の潤沢な資金があったとしても、人材不足により、今後ますますIT人材の採用が困難になることが見込まれています。自社にIT人材を確保し、長期にわたって効率よく業務を進めていくためには、即戦力の確保と併せて、社内でのIT人材の育成というのもの非常に重要です。

まずは自社にとって必要なIT人材を定義しましょう

さて、ここで少し、見落としがちなそもそも論の話をしましょう。
私たちもよくお客様から自社のIT人材が不足しているとお話を頂くことがあります。
しかし、よくよく聞いてみると、そもそも自社にとって必要なIT人材がどういうものなのか、定義が出来ていない企業様が多いのが実態であるように思います。

自社に必要なIT人材とは何か?
という問いに答えるうえで、自社として、ITを駆使して何がしたいのかを明確にすることが重要です。

システムを刷新することによる、コストダウンなのか、ベテラン依存からの脱却なのか、あるいはデータの有効活用や新規顧客獲得による売上向上かなど、企業それぞれにIT人材にやってもらいたい事の優先順位が違うはずです。
または、そもそも自社にとって最も効果的なDX推進テーマを自分で定めるところから活動が必要かもしれません。

実はアスナビスのお客様でも、IT人材と呼ばれる方や部門(例えばシステム部門等)が社内にいても、うまくDX推進が出来ないために私たちにお声掛けを頂くお客様はかなり多くおられます。
IT人材と一括りで言っても、自社の課題抽出やあるべき姿を定め、システム構築・運用のマネージメントができるような人材は非常に少数であり、それであるがゆえに、アスナビスにお声がけを頂くことが多いのです。

どのように自社に必要なIT人材を定義するのか

ここからは、少し具体的な話になります。
まず、自社でITを活用して何をしたいのか、またはDX推進活動として課題の抽出や整理などの上流工程から実施する必要があるのか、それを明確にする必要があります。

例えば、自社にとって必要なIT人材は「ITシステム導入のプロジェクトマネジメントができる人材」なのか、「他者を巻き込んで課題抽出から業務改革まで実施できるDX推進エキスパート」なのか、「AIを活用できる人材」なのか、単に「PCの設定ができる人材」で良いのかなどです。
本来は企業としてのビジョンや人材戦略があり、その戦略と紐づいていれば良いですが、多くの企業様ではデジタル関連の人材戦略など策定できている企業様は多くないと思います。

このあたりを明確にしないまま採用を進めると、いざ入社してもらっても思っていた成果が全然出てこないということが往々にあります。

アスナビスではこの必要な要素をスキルマップとして、具体的に人材に求めるスキル感とマインドセットを明確にしていくことを推奨しています。
その名のとおり、スキルマップでは「スキル」を明確にするものですが、近年、私たちが重要視していることに「マインドセット」もあります。具体的には他者を巻き込んでPRJを推進していく変革者としてのマインドや、まだ誰も答えの無い世界において正解を創造していく開拓者としてのマインドなど、必要に応じて定めることが重要だと考えています。
そのように必要な人材を明確にしていくと、自社にとって必要なIT人材として抜けていた観点などがかなり浮き彫りになり、確保するための手段なども明確になっていきます。

お客様のなかには、私たちアスナビスとのDX推進プロジェクトに意図的に若手社員の方を巻き込み、DX推進のプロフェッショナルを社内育成することを望まれるお客様も多くおられます。

自社に必要なIT人材の見極めを徹底しましょう

企業が直面するIT人材不足には多くの問題が関連しています。今後ますます難しくなるIT人材の確保のために、即戦力の採用と同時に社内でのIT人材育成が最も重要です。
そのためにも企業はまず、必要なIT人材を明確に定義する必要があります。自社のIT戦略や目標を明確にし、何を達成したいかを考えることが大切です。IT人材に求めるスキルやマインドセットをスキルマップとして明確にし、必要な人材を明確にすることで、社内のIT人材が不足しない未来を導きましょう。

アスナビスでは、経験豊富なコンサルタントが、IT人材の育成や、スキルマップの作成、種々教育の実施についてもお手伝いさせて頂くことが可能です。まずは無料相談をご活用下さい。








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高橋優太
専門家

高橋優太(コンサルタント)

アスナビス株式会社

綿密な現状調査で課題の本質をつかみ、売上増やコスト削減、属人化の解消等を実現。月額29.5万円と、IT人材の自社確保より安価で高スキルのDX推進人材が企業様の「あるべき姿」を叶えるDXを実現致します。

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