VTuberのコンテンツは、テレビや映画のような映像とは何が異なる。企業動画にどう役立つのだろうか。
集客・採用・認知拡大に効く!ブランディング動画の3つのタイプと活用法
「動画は作ったけれど、効果がよくわからない…」
動画活用が当たり前になった今、SNSやYouTube、採用ページなどで映像を使う企業は増えています。
しかし、私が中小企業の経営者からよく聞くのはこんな声です。
「せっかく作ったのに、あまり見られていない」
「社員紹介動画を作ったが、応募が増えない」
「社長メッセージを流しているけど、反応が薄い」
その原因の多くは、動画のタイプと目的が一致していないことです。
動画は「何のために作るのか」を明確にしないと、せっかくの制作費も時間も無駄になってしまいます。
ブランディング動画は大きく3タイプ
私が提案しているのは、ブランディング動画を目的別に3つに分けて考える方法です。
それが以下の3タイプです。
1 アウターブランディング動画(集客・認知拡大向け)
2 インナーブランディング動画(社内浸透・採用定着向け)
3 採用ブランディング動画(求職者への魅力訴求)
1. アウターブランディング動画(集客・認知拡大向け)
目的:まだ接点のない人に企業の存在と魅力を知ってもらうこと。
特徴は、「知らない人でも見たくなる」仕掛けを入れること。
広告動画、YouTubeチャンネル用映像、展示会用映像などがこれにあたります。
活用例
SNS短尺動画:15~60秒でインパクト重視、興味を持たせる
展示会ループ動画:来場者が足を止めるビジュアルとストーリー
企業ストーリー動画:創業の想いや理念を物語として描く
ポイント
広く拡散される前提で作る
「企業名+○○」で検索されるきっかけをつくる
説明よりも感情に訴える映像構成にする
2. インナーブランディング動画(社内浸透・採用定着向け)
目的:社員や関係者に、企業理念や価値観を浸透させること。
社長の想いや経営方針、行動指針などを動画にして繰り返し見てもらうことで、
社内の方向性を統一し、行動の基準を共有できます。
活用例
理念共有動画:入社時研修や定例会で上映
社長メッセージ動画:年始・期初など節目に発信
事例共有動画:成功事例や顧客の声を社員に共有
ポイント
撮影は現場や日常を入れ、リアリティを出す
全社員が同じ温度感で理解できる内容にする
社員の声も入れて双方向性を持たせる
3. 採用ブランディング動画(求職者への魅力訴求)
目的:応募者に会社の雰囲気や働く魅力を伝え、応募意欲を高めること。
求人票やWebページだけでは伝わらない**「人と職場の空気感」**を映像で可視化します。
活用例
1日密着ドキュメント:新人や若手社員の1日を追う
社員インタビュー動画:入社理由ややりがいを語る
職場ツアー動画:オフィスや工場を案内
ポイント
求職者目線で不安を解消する内容にする
実際の社員の声を中心に構成する
求人媒体やSNSでの二次利用を想定して制作する
制作前に必ずやるべきこと
どのタイプの動画でも共通して重要なのは、制作前に**「目的」と「ターゲット」を明確化すること**です。
1 誰に見てもらう動画か(顧客/社員/求職者)
2 見た後にどんな行動をしてほしいか(購入/応募/共有)
3 どこで流すか(SNS/社内/展示会/採用ページ)
◎ TMPのサポート内容
東京メディアプロデュース(TMP)では、
企業の“らしさ”発見ワークショップ
タイプ別ブランディング動画の企画・制作
スマホ・iPadを使った社内動画制作研修
まで、ワンストップで対応しています。
「どのタイプの動画から作ればいいか分からない」
そんな場合でも、現状の課題や目的を整理し、最適な動画活用プランをご提案します。



