採用・社内浸透に効く!中小企業のためのブランディング動画の魅力と作り方ガイド

齋藤行成

齋藤行成

テーマ:企業動画の活用が社内の活力と売上につなが

中小企業のためのブランディング動画の魅力と作り方ガイド


採用活動や社内の理念浸透に悩む企業は少なくありません。求人媒体に掲載しても応募が集まらない、入社してもすぐ辞めてしまう、社員に理念やビジョンが浸透しない…。
こうした課題を解決する手段のひとつがブランディング動画です。

本記事では、ブランディング動画が採用や社内浸透に効く理由と、効果的な作り方を解説します。

1. ブランディング動画が採用に効く理由
求人票やホームページだけでは、企業の魅力や働く雰囲気はなかなか伝わりません。
一方、動画は社長の表情や社員の声、職場の空気感まで直感的に伝えることができます。

特に若手世代は、文字よりも動画で情報を得ることに慣れています。
採用動画で「どんな人が働いているのか」「会社の雰囲気はどうか」をリアルに見せることで、応募前から会社との距離感を縮められます。

2. 社内浸透に効く理由
ブランディング動画は採用だけでなく、既存社員のモチベーション向上や理念の共有にも効果的です。
新入社員研修で会社の理念や歴史を伝える
社員総会で経営方針やビジョンを共有する
部署間で「自社の強み」を再確認する
こうした場で動画を活用すると、社内全体が同じ方向を向きやすくなります。
映像は感情に訴えるため、紙資料やプレゼンより記憶に残りやすいのも特長です。

3. 効果的なブランディング動画の作り方
① メッセージを明確にする
採用向けなら「どんな人材に来てほしいのか」、社内向けなら「何を共有したいのか」を先に定義します。
複数のメッセージを盛り込みすぎると焦点がぼやけるため、1本1メッセージが基本です。

② ターゲット視点で構成する
経営者が見せたい内容と、応募者や社員が知りたい内容は必ずしも一致しません。
インタビューや事前アンケートでニーズを把握し、構成に反映させます。

③ 映像と音声の品質を担保する
採用動画は「会社の顔」です。暗い映像や聞き取りにくい音声は、信頼感を損ないます。
撮影環境やマイク、照明などの基礎知識は必須です。

④ ストーリー仕立てにする
単なる事実紹介ではなく、物語として見せることで記憶に残ります。
例:
創業ストーリー
社員の一日密着
新入社員が成長する姿

⑤ 活用シーンを想定して尺を決める
説明会用:5〜8分
SNS用:1分以内
社内共有用:3〜5分
用途によって最適な長さは変わります。

4. 社内制作と外注の使い分け
最近はスマホやiPadでも高画質撮影が可能になり、社内制作も増えています。
ただし、ブランドの核となる動画や採用の顔となる映像は、プロの手で仕上げた方が効果的です。
 プロ制作向き:会社紹介、理念動画、採用メイン映像
 社内制作向き:日常風景、社内イベント、SNS短尺動画
TMPでは、外注制作だけでなく、社内スタッフ向けの動画制作講座も行い、継続的な発信体制を構築します。

まとめ:採用も社内も、動画で“同じ方向”に

ブランディング動画は、単なる映像作品ではなく、採用力と組織力を高める経営ツールです。
応募者に「ここで働きたい」と思わせ、社員に「ここで働き続けた

参考まで
◎マーケティング動画とブランディング動画の違い
マーケティング動画:販売や集客を目的に作られた動画。商品の魅力や購入メリットを具体的に訴求します。CMもその一つ。
ブランディング動画:企業の理念・価値観・世界観を伝え、信頼や共感を築くための動画。すぐの販売よりも長期的な関係構築が目的で、皆が知るブランドになります。

どちらも中小企業に有効で、用途に応じて使い分けることが成功のカギです。

動画がビジネスで強い理由

現代では、企業情報も商品説明も採用活動も、ほぼすべて動画で表現できます。
会社案内、商品説明、販売マニュアル、開発秘話、活用事例、人材採用、施設紹介、IR、研修など、活用の幅は無限大です。

動画が注目される背景には、

 インターネット環境の整備
 スマートデバイスの普及
 動画コンテンツの情報伝達力
があります。

◎情報量の圧倒的な多さ
テキストより画像は約7倍、動画は約5,000倍の情報を伝えると言われます。
博士 James L. McQuivey の研究では、1分間の動画は文字180万語分の情報量に匹敵します。
視覚(55%)+聴覚(38%)=93%の情報を動画がカバーできるため、理解も早く記憶にも残ります。

◎ストーリーが伝わりやすい
作り手の表情や手仕事、現場の空気感は文字では伝えきれません。
動画なら感情や熱意まで届けられ、共感やブランド価値の向上につながります。

TMPのサポート
TMPでは、企業の“らしさ”を映像で伝えるブランディング動画制作や、販売促進に直結するマーケティング動画制作受託を行っています。
40年以上の動画制作経験で、企画から撮影・編集までワンストップで対応可能です。
「うちにも合うかな?」と感じたら、まずはお気軽にご相談ください。 オンライン打ち合わせも可能です。y-saito@tmp-tv.comまで

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齋藤行成
専門家

齋藤行成(ブランディング動画・プロデューサー)

東京メディアプロデュース合同会社

40年以上テレビ番組制作に携わり、構成と演出で“伝わる動画”を手がけてきました。中小企業の採用・会社紹介動画を制作。低コストで高効果を実現します「まずは小さな動画から」企業に最適な動画活用を相談です。

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