価格競争から脱却するブランディング戦略と動画制作活用の提案|中小企業経営者向け

齋藤行成

齋藤行成

テーマ:中小企業こそ、“ブランディング”が武器

なぜ価格競争に陥るのか

ブランディングを理解できない経営者
価格で勝負する営業は限界があります。
中小企業が価格競争から抜け出すには、ブランディングが不可欠です。
この記事では、動画制作を活用した効果的なブランディング戦略をご紹介します。

中小企業が価格競争に巻き込まれる最大の理由は何だと思いますか。会社としての差別化ができていないことです。
「他社と同じ商品・同じサービスを提供している」ように見えると、顧客はどうしても価格で比較します。結果として「もっと安いところがあればそちらで」という判断をされやすくなります。

もう一つの理由は、企業の価値が顧客に十分に伝わっていないことです。
どんなに品質が良く、社員が誠実で、サポートが手厚くても、それが顧客に理解されていなければ存在しないのと同じです。

ブランディングで価格競争から脱却する最高の方法です。
しかしブランディングとは、単なるデザインや広告ではありません。

「この会社だから選びたい」という理由をつくることです。

価格ではなく価値で選ばれる状態を作り出せば、安売り競争から抜け出せます。
例えば、同じ機能を持つバッグでも、「職人が一点ずつ手作業で仕上げた」「10年使える耐久性」「環境に配慮した素材」という物語や信念があれば、価格よりもその価値で判断されます。

動画制作がブランディングに効く理由とは

ブランディングを伝える手段として、近年特に効果を発揮しているのが動画です。
1理念や想いを感覚的に伝えられる
 映像は、言葉や写真では伝わりにくい空気感や情熱を表現できます。
2顧客・社員の共感を得やすい
 社長のメッセージや社員の笑顔、製品が生まれる現場などを見せることで、共感や信頼が生まれます。
3短時間で多くの情報を届けられる
 文章で3分かかる内容も、動画なら30秒で伝えられることもあります。

動画活用の実践ステップ

1コンセプト設計
 何を、誰に、どのように伝えるかを明確にします。
 例:採用向け動画 → 「若手社員のリアルな声で会社の雰囲気を伝える」
2構成とストーリー作り
 オープニングで興味を引き、メインで価値を伝え、最後に行動を促す流れが基本です。
3撮影・編集・配信
 映像の明るさ、音のクリアさ、テンポの良い編集が視聴維持率を左右します。完成後はYouTube、SNS、会社ホームページで多面的に発信します。

活用事例
1採用動画で人材確保

 求人票では伝わらない職場の雰囲気や社員の人柄を見せることで、応募数やマッチング精度が向上します。
2会社紹介動画で商談前に信頼構築

 営業訪問前に動画を送っておけば、相手は事前に会社の雰囲気や実績を知ることができ、初回商談から深い話ができます。
3商品PR動画で付加価値を明確化

 商品の製造工程やこだわりを映像で見せることで、価格ではなく価値で選ばれる確率が高まります。

まとめ
価格競争から脱却するには、「安いから選ばれる会社」ではなく「この会社だから選ばれる会社」になることが必要です。
そのためには、ブランディングで企業価値を明確にし、それを効果的に発信する手段として動画を活用することが有効です。

TMPのサポート
TMPでは、企業の“らしさ”を映像で伝えるブランディング動画制作や、販売促進に直結するマーケティング動画制作受託を行っています。
40年以上の経験で、企画から撮影・編集までワンストップ対応。
「うちにも合うかな?」と感じたら、まずはお気軽にご相談ください。オンライン打ち合わせも可能です。メール y-saito@tmp-tv.comまで

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Mybestpro Members

齋藤行成
専門家

齋藤行成(ブランディング動画・プロデューサー)

東京メディアプロデュース合同会社

40年以上テレビ番組制作に携わり、構成と演出で“伝わる動画”を手がけてきました。中小企業の採用・会社紹介動画を制作。低コストで高効果を実現します「まずは小さな動画から」企業に最適な動画活用を相談です。

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