スマホ・iPadで作れる!「会社のらしさ」を伝えるブランディング動画|自社制作の基本ガイド

齋藤行成

齋藤行成

テーマ:ブランディング動画を社内でつくりたい

スマホ・iPadで作れる!ブランディング動画|自社制作の基本ガイド



「会社のらしさ」を伝えるブランディング動画は、社内でも制作可能です。
スマホやiPadを活用し、社員自らが作る動画の基礎と、企業ブランディングのポイントを解説します。

「会社のらしさ」とは何か
ブランディングにおける「会社のらしさ」とは、単に商品のスペックや価格を指すのではありません。
創業者の想い、社員の雰囲気、業務の進め方、顧客との関わり方――こうした理念・価値観・社風を含めた総合的な魅力こそが「らしさ」です。

この「らしさ」がしっかり伝わることで、顧客や取引先は「この会社と長く付き合いたい」と感じ、社員も誇りを持って働けます。

ブランディング動画の役割

ブランディング動画は大きく2つの方向で効果を発揮します。
1社外への発信
 顧客や取引先、新規リードに向けて、会社の理念や取り組みをわかりやすく伝えます。
 会社紹介や商品PR、採用動画などがこれに当たります。
2社内への浸透
 新入社員研修や社内イベントでの上映、理念共有など、社員の意識統一にも役立ちます。
 動画は文章より感覚的に伝わるため、価値観や方向性の共有がスムーズです。

社内制作のメリット
近年はスマホやiPadのカメラ性能が向上し、社内でも十分高品質な動画が作れる時代になりました。
  スピードと柔軟性
   外注だと打ち合わせから納品まで数週間かかりますが、社内制作なら思い立ったらすぐ撮影できます。
  低コストで継続的に制作可能
   社内スタッフで作れば制作費はほぼゼロ。更新頻度を上げられます。
  社内目線ならではのリアルさ
   社員が撮影・出演することで、等身大の会社の姿を伝えられます。

スマホ・iPadで始める制作の基礎

撮影前の準備
 目的を明確にする(採用なのか、商品PRなのか)
 構成を作る(冒頭→本題→まとめ)
 必要なカットをリスト化

撮影の基本
 構図:人物は目線の高さで撮る(アイレベル)
 アングル:低めで迫力、高めで親しみやすさ
 照明:逆光を避け、顔が明るく見える位置で撮影
 音:できれば外付けマイクを使用、静かな環境で録音

編集の基本
 不要部分はカットしてテンポよく
 テロップで補足(社名・人名・要点)
 BGMで雰囲気作り(声を邪魔しない音量)

社内制作で失敗しないためのコツ
 目的を常に意識
  「何を伝えたい動画なのか」をスタッフ全員が理解しておく。
 視聴者目線
  長すぎる動画は離脱されやすい。2〜3分を目安に。
 継続する仕組み
  月1本などスケジュールを決めて取り組むことで、ノウハウも蓄積されます。

まとめ
スマホやiPadがあれば、社内でも十分にブランディング動画を制作できます。
重要なのは「会社のらしさ」をきちんと定義し、それを映像でわかりやすく伝えることです。
社員が自ら発信する動画は、外注にはない温かみやリアルさがあり、ブランド価値を高める力があります。

TMPのサポート
TMPでは、企業の“らしさ”を映像で伝えるブランディング動画制作や、社内スタッフ向けのスマホ・iPad動画制作講座を行っています。
40年以上の制作経験を活かし、企画から撮影・編集までやさしく指導。
「まずは社内で始めたい」という企業様もお気軽にご相談ください。

y-saito@tmp-tv.com オンライン指導も可能です。

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齋藤行成
専門家

齋藤行成(ブランディング動画・プロデューサー)

東京メディアプロデュース合同会社

40年以上テレビ番組制作に携わり、構成と演出で“伝わる動画”を手がけてきました。中小企業の採用・会社紹介動画を制作。低コストで高効果を実現します「まずは小さな動画から」企業に最適な動画活用を相談です。

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