孫に贈与、ただ介護費用も心配
おはようございます。ファイナンシャルプランナーで行政書士の河村修一です。
最近では、終活という言葉をよく耳にするようになりました。
私自身がその年齢に近づいたのかもしれません。
さて、終活の中でも、介護についてみてみましょう。
仮に、親が介護になった場合、在宅か施設かのどちらかの選択になるでしょう。施設を選んだ場合には、介護保険施設か有料老人ホームなどの選択になり、できれば、比較的安価な介護保険施設を選んだほうが経済的には安く済むのではないでしょうか。
さらに、介護保険施設には、居住費・食費が軽減される制度があり、高齢者だけでなく、その家族にとっても極めて重要な制度です。
介護保険施設の軽減制度の目的は、低所得者に配慮して経済的な負担を軽減し、必要な介護サービスを受けやすくすることにあります。
この制度では、所得や資産状況に応じて、食費・居住費が軽減されることがあります。例えば、年金収入が少ない高齢者が介護施設に入所する場合、通常の料金では負担が大きいため躊躇するケースがあります。しかし、軽減制度によって料金が減額されれば、経済的な不安が和らぎ、安心して利用できるようになります。このように、軽減制度はただ単に経済的な助けにとどまらず、精神的な安心感も提供します。
この制度を利用したいと思っている方の中には、手続きが煩雑であると感じる人もいるかもしれませんが、実際には必要な情報を事前に集めて準備すれば、スムーズに申請が可能です。
この軽減制度を活用することで、高齢者は経済的な負担を軽減しながら、安心して生活できる環境が整うため、精神的な健康の維持にもなるでしょう。
介護保険施設の軽減制度は、高齢者及びその家族にとって非常に重要な制度です。ぜひ積極的に活用してみてください。
また、詳しくは、介護ポストセブンをご参照ください。