しつけがうまくいかない飼い主さんの9割が間違ってる!上手な犬の褒め方 〈後編〉
がんばって犬のしつけをしてるんだけどうまくいかない、
とか
言うことをきくときと、きかないときがある、
とか
吠える・引っ張る・トイレの失敗、
などなど。。。
ワンちゃんが、してほしくないことをよくするという飼い主さんの
9割
が間違ってることがあります!
それは、、、「褒め方」!
ワンちゃんをしつけするときの褒め方は、
人間を褒めるのとは全然違います。
ワンちゃんのしつけがうまくいく
上手な褒め方のコツは2つあります。
1.褒め方のコツその1<タイミング>
2.褒め方のコツその2<チャンスを逃さない>
この記事では、コツその1<タイミング>についてお伝えしますね。
1.褒め方のコツその1<タイミング>
犬のしつけの本などではよく
”3秒以内に褒めましょう”
なんて書いてありますよね。
3秒と言わず、できれば1秒以内、
早ければ早いほどいいんですけど、
じゃあ、どの時点から3秒なの?1秒なの?
っていうと、、、
”してほしい行動をしてから”です。
してほしい行動をしたら、すかさず褒める!
3秒じゃちょっと遅いです。
できれば1秒以内に褒めてください!
愛犬がイイコにしてるのを見たら
脊髄反射で褒められる
くらいになると素晴らしいです。
すかさず褒めるっていうのがとっても大事なんですが、
ここに飼い主さんが勘違いしている
1つめのポイントがあります。
「褒める」っていう言葉を使うから
勘違いしてしまうのかもしれないのですが・・・
人間の子供を褒めるのと、犬のしつけでの褒め方は、
違います!
人間の子供を褒めるときは、
人格、というか、
最近流行ってる言葉でいうと、
自己肯定感?
を高めるような言い方をしますよね。
「すごかったねぇ、えらかったねぇ、ありがとう」みたいな。
親愛とか尊敬とか感謝の気持ちをこめて伝えるワケです。
人は、そういうふうに言われることで、
今の自分っていいんだ、ヨカッタんだ、役に立ったんだって思えるわけですよね。
幸福感とか自己肯定感とかが高まります。
犬にそういうのは、してもいいですけど、
それは、リラックスタイムだったり、
スキンシップの時間だったり、
しつけと関係ないときにしてあげてください。
しつけのときになぜ褒めるかっていうと、
次もその行動をしてほしいから、
ですよね。
ということは、
「その行動が正解だよ!」
ってことを伝えなくちゃいけないわけです。
褒め言葉は、クイズ番組で正解したときに鳴る
「ピンポンピンポンピンポーン」
なんです。
してほしい行動をしたとき、
もしくは、
してほしくない行動をしなかったとき、
「それ、正解!ピンポーン!」
っていうのを伝えるのが、
「イイコ!」とか「グッド!」
っていう褒め言葉なんです。
ワンちゃんには、
その行動=正解
と分かってもらわないといけないので、
そこに余計なものをはさんじゃいけないんです。
親愛だとか感謝の気持ちとか、ナデナデとかオスワリとか。
余計なものが入っちゃうと、
なにが正解だったか、
分からなくなっちゃいます。
今したその行動、たとえば、
吠えるのをやめた”その一瞬”
を褒めたいのに、
「いいこだねぇ、えらいねぇ、よしよーし(頭をなでる)」
なーんてやってたら、
なにが正解だったのか、なにを褒められたのか
ワンちゃんは分からなくなります。
ワンちゃんが次の行動をしてしまったり、
違うことに意識が向いてしまった時点で、
タイムオーバー!
タイミングを逃してます。
褒め言葉は、
その行動に正解マークを付けてあげる
ことなんですよ。
飼い主の気持ちを伝える行動じゃありません。
飼い主は、「ピンポン」って音を鳴らす音響さんです。
あ、「ピンポン」じゃなくて「イイコ!」ですね(笑)
正解が出たら、すぐに「イイコ」って音を出す音響さんです。
そこに余計なオスワリとか、ナデナデとか、親愛の情とか、いらないんです。
正確無比な音響さんになればなるほど、
ワンちゃんは、正解の行動が分かりやすくなって、
その行動をたくさんしてくれるようになります。
それが、上手な褒め方のコツの1つめです。
2つめのコツは、次の記事に続きます。
この記事の内容は、こちらの動画でも解説しています↓
《お知らせ》
2021年11月23日(火・祝)、YouTubeでライブ配信します。
タイトルは
#6【 グルテンフリー?グレインフリー?ドッグフードを選ぶとき何に気をつければいいの?】
の予定です。
配信時間はたぶんお昼過ぎになると思います。
ライブで見たい方はチャンネル登録↓しておいてください♪
https://www.youtube.com/channel/UCUEpdBag3TkP0J-a31oT-lw
ライブ配信終了後も、アーカイブでいつでも見られます!
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