インボイスの準備でコケた話
皆さんこんにちは。
2025年10月、東京商工リサーチのアンケート調査で、石破政権の経済政策を「評価する」と答えた企業は28.0%にとどまりました。
アンケート結果では、石破政権が評価された点は、「経済安全保障の取り組み」の35.3%が最多でしたが、評価しない点は「物価高対策」の80.7%と、長引く物価高への課題が重しになったようです。
ということで、高市早苗新総裁には、これからの取り組みや手腕が問われそうです。
個人的には、「肝っ玉母さん」は好きなので、ビシバシとアメとムチを振るってもらって、日本をより善い方向に導いて頂けたらと思います。
以下、さっと見られるように、箇条書きで簡素にまとめました
アンケートの結果
新たに自民党総裁となった高市早苗氏に期待すること
1.物価の安定(43.1%)
2.内需拡大(38.6%)
3.人手不足対策(27.3%)
石破政権の経済政策で最も評価されたのは
(東京商工リサーチ10月1〜8日の調査)
1.経済安全保障の取り組み(35.3%)
2.株価上昇(34.5%)
3.賃上げの持続(32.8%)
一方、石破政権への不満は
1.物価高対策(80.7%)
2.少子化対策(45.6%)
物価高への対応遅れが企業の評価を下げた形となったようです。
高市早苗新総裁の就任後、株価は急騰し円安も進行したが、過度な円安はインフレのリスクも伴うため、物価安定や内需拡大、人手不足対策など、多くの課題に高市氏の手腕が注目されています。
Q1.貴社は、2024年10月1日からの石破政権の経済政策を評価しますか?(択一回答)[7,221社中]
1.あまり評価しない(47.2%/3,410社)
2.ある程度評価する(27.2%/1,966社)
3.全く評価しない(24.7%/1,784社)
4.高く評価する(0.8%/61社)
上記の規模別では、「ある程度評価する」が
・大企業(33.6%/595社中、200社)
・中小企業(26.6%/6,626社中、1,766社)
一方、「全く評価しない」は
・大企業(15.1%/595社中、90社)
・中小企業(25.5%/6,626社中、1,694社)
となり、物価高や人手不足などの経営課題に晒されている中小企業ほど評価が低くなった。
Q2.「高く評価する」「ある程度評価する」と回答された方に伺います。どの実績を評価しますか?(複数回答)[1,891社中]
1.経済安全保障の取り組み(35.3%/668社)
2.上昇した株価(34.5%/653社)
3.賃上げの持続(32.8%/622社)
規模別では、「賃上げの持続」
・大企業(43.3%/189社中、82社)
・中小企業(31.7%/1,702社中、540社)
一方、「物価高対策」は
・中小企業(16.0%/273社)
・大企業(6.8%/13社)
Q3.「全く評価しない」「あまり評価しない」と回答された方に伺います。 どの点を評価しませんか?(複数回答)[5,031社中]
1.物価高対策(80.7%/4,064社)
2.少子化対策(45.6%/2,297社)
3.賃上げの取り組み(37.1%/1,867社)
「最低賃金の引き上げ」に評価しない
・中小企業(31.5%/4,658社中、1,471社)
・大企業(16.8%/373社中、63社)
中小企業が14.7ポイント上回り、中小企業の賃上げ疲れがあるようです。
Q4.貴社は、自民党の新総裁にどのような経済政策を期待しますか?以下から3つまで選択ください。(複数回答)[6,721社中]
1.物価の安定(43.1%/2,902社)
2.内需拡大の推進(38.6%/2,598社)
3.人手不足への対応(27.3%/1,840社)
一方、以下への回答率は低く、物価高への対策や内需拡大など、各社が直面している課題に関する政策を求める声が多かったようです。[6,721社中]
・廃業支援への取り組み(1.7%/120社)
・スタートアップ支援の充実(2.4%/168社)
このようなコラムが、少しでも皆さんのお役に立てば幸いです。



