99歳のおばあちゃん と スマホ 

青野高大

青野高大

こんにちは。
事務の高見です。

先日、ある個人病院に2日続けて受診した時のお話です。
初日は夕方とても混んでいて、2時間は優にかかったのですが
翌日、同時間帯で待合室ゼロ。 どういうこと?!と思いつつ・・
受付を済ませ辺りを見渡すと通路の先には1人待機している人が見え、その奥から
診察を終えたおばあちゃんがヒョコヒョコと手押し車を押しながらこちらの方に歩いて
きました。

廊下から受付のあるメインスペースの端にはウォーターサーバーがあり おばあちゃんは 紙コップの取り出しボタンを慣れた手つきで2回押して、水の出るトレーの中央に置いた状態で、こちらに歩いてきました。そして私の真横に座り相棒のマイカーは身体の正面に。(あえての・・? 他空席だらけなのに)
そして『お水がのみたい~』と一言。
おばあちゃんの一連の行動を見ていたので、私がお水を・。と立ち上がった時
たまたま看護師さんが通りかかり慣れた口調で『水半分でかんまんな』と。。
そしておばあちゃんはお水を受取り そこからが私がビックリしたことです。

その後 手押し車に乗せていたbagからスマホを取り出し手帳型ケースを開け
スマホの電源をいれホーム画面から電話帳→履歴→受話器とササッと操作したと
思ったら、画面にはエラーマークの表示が。機内モードになっていたのです。
その操作を若者と変わらない速さで3回位繰り返していると思ったら
真横で見ていた私と目があったので、

私:『見てみましょうか?』

おばあちゃん:『○○町の △△△※※子さんに電話したいんよ』

おばあちゃん:『1234(仮)番』ちゃんと相手の携帯下4桁の番号を覚えている。

私:『おいくつになるんですか?』

おばあちゃん:『私大正生まれなんよ。』

ざっと見積もって99歳? 素晴らしい!
その時、会計に呼ばれて、人も居なかったのでおばあちゃんの事を、
受付で聞いてみたら、もう一人のおばあちゃんは「スマホでゲーム」も
してますよ。と。(*_*;

後ろでスピーカーにして大きな声で「もしもしぃ‥」と会話が始まっていました。
会計終えて帰ろうとした時、おばあちゃんがバイバイと手を振ってくれました。
凄い! 素晴らしい♪ おばあちゃん。。

そういや、昔【金さん・銀さん】テレビに出ていたなぁー。
高齢化社会 進化しつつあります。。


ではまた。



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