仏壇の由来 ― 祈りのかたちが生まれたとき
成人の日に、念珠を贈るという選択
本日は成人式。
二十歳という節目は、社会の一員として歩み始める「心の門出」でもあります。
晴れ着やスーツに身を包み、未来への期待と少しの不安を胸に立つその姿に、
ご家族はきっと、言葉にしきれない想いを重ねていることでしょう。
そんな新成人への贈り物として、””念珠(ねんじゅ)”” を選ぶ――
それは、少し静かで、けれどとても深い意味を持つ贈り物です。
念珠は、祈りの道具であると同時に、
「自分の心と向き合うためのもの」。
人生の中で、嬉しい時も、迷う時も、悲しい時も、
そっと手に取り、心を整える時間を与えてくれます。
成人とは、自由を得ることでもあり、
同時に、自分の行いに責任を持つこと。
念珠を贈ることは、
「困った時は、立ち止まってもいい」
「一人で抱え込まなくていい」
そんな無言のメッセージを手渡すことでもあります。
最近では、若い世代にも持ちやすい
シンプルで上品な念珠や、和モダンなデザインのものも増えました。
普段は引き出しにしまっていてもいい。
でも、人生のどこかで必ず、
「持っていてよかった」と思う瞬間が訪れます。
成人の日に贈る念珠は、
今すぐ使うためのものではなく、
これからの人生を、静かに見守る存在。
晴れの日にこそ、
一生ものの「心のお守り」を。
新成人の未来が、穏やかで、確かな歩みとなりますように。



