仏壇の由来 ― 祈りのかたちが生まれたとき
仏壇には、ご本尊として「木の仏像」を
仏壇は、ご先祖様や仏さまに日々手を合わせ、こころを静める場所。
その中心におまつりする「ご本尊」は、家の中の“祈りの象徴”であり、家族を見守る存在です。
このご本尊を選ぶとき、ぜひおすすめしたいのが「木製の仏像」です。
木は、日本人にとって古来より神聖な素材とされ、清らかな生命力を宿すと考えられてきました。
その温もりある質感は、金属や樹脂では決して得られない穏やかさを感じさせます。
手を合わせたとき、自然と心が落ち着き、木目の柔らかな表情が祈りの時間をやさしく包み込みます。
また、木製仏像は職人の手によって一体一体が丁寧に彫り上げられます。
仏師の息遣いが伝わる木肌には、命を吹き込むような温もりが宿り、
まさに「祈りの形」としてふさわしい存在となります。
家族を見守り、世代を超えて祈りを繋ぐ場所——
その中心には、木のぬくもりとともに仏の慈悲を感じるご本尊をお迎えください。
木の仏像は、こころのやすらぎとともに、日々の祈りをより深く豊かなものにしてくれます。



