防水工事の種類とそれぞれの特長
FRP防水とは良く聞きますが、一体どんなものなのでしょうか。
FRP自体はFiberglass Reinforced Plasticsの略で、ガラス繊維などの補強材を使って強化された繊維強化プラスチックです。
強度・耐水性・成型性などの多くの優れた特性を持ち、船舶、水槽、バスタブなど広く利用されている素材になります。
仕上げ面を含め5層もの防水層で形成していますので、ここからもかなりの防水性が期待できることが読み取れますね。
防水性だけでなく、全面継ぎ目のない強固な層で加工されますので、外観もきれいなものとなっています。
複雑な形状や壁・天井面であっても、ある一定の塗膜を確保することができるのです。
塗膜の硬化する速度もとても早く、何層も塗り重ねる仕様の場合でも一日で施行が終えられるというような特徴もありますので、利用もしやすいですよ。
他の防水方法だと8〜10年毎に作業のやり直しが必要ですが、FRP防水の場合はトップコートの塗り替えだけで済みますから、コストダウンも実現できます。
このような特徴を踏まえてFRP防水の利用をご検討くださいね。