第8話(最終回):プロポーズから「成婚退会」までのリアルな流れ

鈴木大樹

鈴木大樹

テーマ:「仲人が教える、婚活のリアル」



プロポーズが成功し、「結婚しよう」というふたりの意思が一致した瞬間は、婚活の集大成です。しかし、プロポーズのOKをもらってからも、相談所を退会するまで、そして退会後の結婚準備と、やるべきことはいくつか続きます。
シリーズ最終回となるこのコラムでは、プロポーズから成婚退会、そして入籍までの一連の流れを、できるだけ具体的にお伝えします。「婚活を始める前に、ゴールまでの全体像を知っておきたい」という方にも参考にしていただける内容です。

「成婚退会」とは何か

まず言葉の整理をしておきます。
「成婚退会」とは、結婚の約束が成立したことを相談所に報告し、会員資格を終了することです。成婚退会=入籍ではありません。あくまで「ふたりが結婚を約束した」という段階での退会です。入籍・結婚式はその後に行います。
多くの相談所では、プロポーズが成功した時点を「成婚」と定義しています。ただし、相談所によって定義が異なる場合もあるため、入会時に確認しておきましょう。

プロポーズから成婚退会までの流れ

① 担当カウンセラーへの報告

プロポーズが受け入れられたら、まず自分の担当カウンセラーに報告します。相手も同様に、自分の担当カウンセラーへ報告します。この報告をもって、相談所内での「成婚」が正式に確認されます。

② 成婚料の支払い

成婚料が発生する相談所では、退会月に支払いを行います。成婚料は相談所によって異なりますが、一般的に10〜30万円程度が目安です。成婚料のない相談所もあります。入会時に確認しておくべき項目のひとつです。

③ 成婚退会の手続き

双方がそれぞれの相談所で退会の意思を確認し、退会手続きを行います。退会のタイミングはできるだけふたりで合わせるのが望ましいとされています。一方だけが先に退会してしまうと、相手に不安を与えることがあります。
一般的には、ご両親への挨拶が済んだ後に成婚退会するケースが多いです。退会前に挨拶まで済ませておくことで、退会後のトラブルリスクを減らすことができます。

成婚退会前に済ませておきたいこと

ご両親への挨拶

ご両親への挨拶は、成婚退会の前に済ませるケースと、退会後に行うケースの両方があります。
退会前に挨拶まで済ませておくと、万が一問題が生じた場合に担当カウンセラーに相談できるというメリットがあります。一方、「プロポーズが受け入れられてすぐ退会し、その後落ち着いて挨拶に臨む」という流れも自然な選択肢の一つです。
どちらが正解ということはありません。ふたりの状況や両家の考え方に合わせて、担当カウンセラーに相談しながら進めるといいでしょう。

入籍・新生活の基本的な段取りの確認

退会前に、少なくとも以下の3点についてはふたりで話し合っておくことが大切です。

・入籍日の大まかな目処
・結婚後の住まい(どこに住むか、いつから同居するか)
・結婚式を行うかどうか

これらを退会前に確認せずにいると、退会後にすれ違いが生じやすくなります。細かい日程まで決める必要はありませんが、方向性だけでも合わせておきましょう。

成婚退会後の結婚準備の流れ

成婚退会後は、いよいよ一般的なカップルと同じ流れで結婚準備が進んでいきます。大まかな流れは以下の通りです。

両家の顔合わせ・結納

両家が初めて顔を合わせる場を設けます。最近は結納の形式にこだわらず、レストランや料亭での食事会という形で行うカップルが増えています。

婚約指輪・結婚指輪の準備

プロポーズ時に婚約指輪を渡していない場合は、このタイミングで一緒に選びに行くカップルも多いです。結婚指輪は入籍・挙式の日程に合わせて早めに動き始めましょう。

結婚式の準備(行う場合)

式場探しから挙式まで、一般的に6ヶ月程度かかります。希望する時期や式場の空き状況によっては1年以上前から動く必要があるケースもあります。

新居探しと引越し

結婚後に一緒に住む場所が現在と変わる場合は、早めに物件探しを始めましょう。引越し時期によっては業者の予約が取りにくいこともあるため、スケジュールに余裕を持って動くことが大切です。

入籍(婚姻届の提出)

婚姻届を役所に提出して受理されると、正式に入籍となります。入籍日は結婚式の日取りに合わせる方もいれば、記念日や語呂の良い日を選ぶ方もいます。成婚退会から入籍までは、平均で3〜6ヶ月程度のカップルが多いです。

成婚退会後に気をつけたいこと

「成婚退会=ゴール」ではない

成婚退会はあくまでも婚約の段階です。退会後に破局するケースが一定数あるのも現実です。退会後も相手への誠実な姿勢を保ち続けることが、入籍までつなげるための基本です。

隠し事は退会前に話しておく

借金・奨学金・持病など、相手が知るべき事情は成婚退会前に必ず話しておきましょう。退会後に発覚すると、相手の信頼を大きく損なうことになります。相談所の在籍中に打ち明けておくことで、必要であれば担当カウンセラーのサポートを受けながら話し合いを進めることができます。

入籍までの段取りを早めに動かす

「いつか入籍しよう」という状態が続くと、関係が間延びしてしまうことがあります。退会後は具体的な日程を決め、準備を動かし始めることが、ふたりの関係をより確かなものにしていきます。

このシリーズを振り返って

全8話にわたってお届けしてきた「仲人が教える、婚活のリアル」はここで完結です。
第1話の婚活方法の選び方から始まり、相談所の選び方、プロフィールと写真、お見合い、仮交際・真剣交際、価値観の擦り合わせ、プロポーズ、そして成婚退会まで。婚活の一連の流れをできるだけ具体的にお伝えしてきました。
婚活は、情報が多い分だけ迷いやすいものです。しかし、一つひとつのステップで何をすべきかを知っておくだけで、動き方は大きく変わります。「何から始めればいいかわからない」「うまくいかない理由がわからない」という方は、無料婚活相談で現状を話してみてください。
良い出会いと、良い結婚を。一緒に頑張っていきましょう!

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鈴木大樹
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鈴木大樹(結婚コンサルタント)

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20代から40代のサッカー好きの男性を中心に、お相手探しから、交際・成婚まで、懇切丁寧にサポート。心理学に基づいたカウンセリングやお見合いの事前練習、服装選び、会話術など、あらゆる角度から支えます。

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