自宅で受けるリハビリテーションサービスがどんどん増えていきます
富士市富士宮市にて在宅医療に携わっている薬剤師の栗原です。
目次
1)ふじやま薬局居宅介護支援事業所の紹介
私どもふじやま薬局は居宅介護支援事業所として活動を開始しており、さらに在宅医療の分野において介護の働きと連携を取り、福祉の需要に応えていきたいと願っております。
経験豊かな介護支援専門員(いわゆるケアマネージャー)が在籍しており、調剤業務と連携を取りながら実際的なサービスを提供させていただいてます。
事業所の情報についてはこちらをご覧ください。
https://www.kaigokensaku.mhlw.go.jp/22/index.php?action_kouhyou_detail_023_kani=true&JigyosyoCd=2242311575-00&ServiceCd=430&Type=search
2)介護サービスの窓口はどこ?
介護保険の関わる福祉サービスの世界は、
- 訪問介護サービス
- 老人ホームなどの施設サービス
- サービス付き住宅
- 生活支援サービス
- 認知症に関連する介護・医療サービス
などによって成り立っています。
- 自分や家族がどのようなサービスを受けることができるのか?
- どこに相談したら良いのか?
色々最初は戸惑うこともあるかもしれません。
一般的には、日常的な行政サービスは市役所の窓口で受け付けてもらっていることが多いと思います。住み慣れた街の市役所なら、誰もが一度はお世話になったことがあるはずです。つまり、最初は市役所の窓口を利用するのが1番実際的かもしれません。
富士市内でしたら私どもふじやま薬局にお問い合わせください。
ケアマネジャーが在籍しておりますので、ご要望に沿ったサービスを紹介させていただくことが可能です。
3)地域包括支援センターはとても便利な窓口
市役所にはもちろん、なんでも相談窓口が揃っていますが、もっと直接的に自分や家族が受ける介護サービスの内容を知るには地域包括支援センターを最初から利用する事が便利です。
地域包括支援センターは中学校区に1つはありますので、看板を見かけたことがあるかと思います。最初は戸惑うかもしれませんが、保健師や社会福祉士、主任ケアマネージャーが常駐しておりますから、介護や福祉サービスを受けるにあたって、すべての相談を受け付けることが可能な体制があると言えます。
4)自分な家族に最も適切なサービスを調べてもらう
介護サービスを受けるにあたって、どのサービスが相応しいかについては、それぞれの
- 家族構成
- 経済的背景
- 生活スタイル
- 地理的要因
などが複雑に絡み合っています。地域包括支援センターは、その人に最も合ったサービスを提案してくれるとても便利な場所とも言えます。
地域包括支援センターは特定の施設に利益誘導をしない指針がありますので、安心して紹介を受けることが可能です。
5)自分で調べてみるのも1つの手
ただ、自分で色々調べて「こんな選択肢があるんだ」ということを納得してサービスを受けたいという人には、県が提供してくれている介護サービス情報公開システムで検索してみるのも良いと思います。
実際、サービスを自分で受けてみて、「もうちょっとこうして欲しい」とかいうことがあれば、他の選択肢があるんだということを知っておくことは有益と言えます。
https://www.kaigokensaku.mhlw.go.jp/22/index.php
6)介護サービス情報公開システムで調べられること
このシステムでは、すべての事業所について「基本情報」と「運営情報」という客観的な情報が提供されており、これらの情報については都道府県による調査が行われます(指定調査機関や指定情報公表センターが請け負っている場合もあります)。
【基本情報】
事業所の名称や運営方針、サービスの内容など・・
【運営情報】
サービスのマニュアル、実績の有無など・・
たとえば訪問介護のサービスを受ける場合に
- 24時間対応か?
- ヘルパーの数は?
- サービスの特色は何か?
などの情報を調べることが出来るわけです。
ただし、注意点としてはこのシステムで提供されている情報の更新は1年に一度であるため最新のものではないことです。そのため、地元の情報を一括に集約しており、最新の、客観公平な行政サービスを提供してくれる地域包括支援センターは、とても役に立つ窓口なのです。
選択肢があるということは、自立した生活を支える介護行政を支える根幹であるとも言えます。ふじやま薬局居宅介護支援部にお問い合わせくださるなり、各種行政サービスや検索システムを用いて、相応しいサービスを見つけて頂きたいと願っています。