薬剤師は判断し続けるのが本分
富士市富士宮市にて在宅医療に携わっている薬剤師の栗原です。
私どもは在宅医療に深く携わらせていただいている薬局です。この高齢化社会、独居高齢者の多くなる傾向にある時代に対応して、薬剤師の働き、すなわち薬剤を通して公衆衛生の向上のための務めを担っていきたいと思っています。
1)活動範囲
今日はわたしが仕事で使っているGoogleマップの様子を少し紹介したいと思いました。
青いマークは、取引先様の場所だったり、患者様の居住地近郊だったりします。赤いハートマークは、わたしのエンジンを支える、各地の美味しい料理屋さんです。
2)広く富士の裾野で汗をかいてます
富士富士宮近郊を幅広く、毎日往復させていただいてます。時間帯によって交通状況が異なったりしますが、その辺も体感的にインプットして最適なルートを選択させて頂き、患者様の必要に対応して訪問させていただいてます。
南は駿河湾、北は富士山を南から望む地区一帯を日々回行させて頂いてます。
3)昭和の風景が甦ってきた
在宅で訪薬指導させていただいている患者様の多くは、自宅を拠点に医療サービスを受けたいと、ご家族ぐるみで望んでいらっしゃる方々と言えます。
わたしの子供の頃の記憶として、祖父が自宅にて闘病生活を送り、最終的に自宅で癌で亡くなった思い出があります。そんな昭和的な「終活」記憶は、しかし現代では、リノベーションされた形で甦りつつあります。
4)自宅で受ける介護・医療サービス
違うのは以下の点です。
- 定期的に医師が訪問して診療してくださる
- ヘルパーが週に何回か来てくれて、身の回りのことを助けてくれる
- 訪問看護師が医師の指示に基づいた看護行為をしてくれる
- 薬剤師が医師の指示に基づいたお薬を自宅に届け、服薬指導をする
5)患者様の自宅は宝箱と思います
自宅はいろんな思い出が詰まっている、言ってみれば患者様の頭の中そのもの。もう物置になってしまっている2階の子供部屋でさえが、患者様にとっては宝箱。匂いも家具の傷も、一つ一つが宝物です。
私どもはそんな患者様の宝箱の中に足を踏み入れ、患者様の生活を最後までサポートしていきたいと願っています。