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山下典子プロのご紹介
「“健康に生きる”を支える」たくさんの人を笑顔にする取り組み48(2/3)
未曾有の災害を縁の下の力持ちとなって支える
近年、目まぐるしい気候の変動により全国で相次いでは止むことのない災害。昨今、国民皆が心を傷めた東日本大震災以来、ずっと浸水のことを考え続けてきたそう。その後、絶え間なく起こり続ける浸水被害では、エイ・エフ・エム・ジャパンがもう一つ主軸に置いている「除菌」で貢献してきました。
浸水被害には汚泥臭と特有の揮発性有機物汚臭がつきもの。それでなくても泥によって作業が妨げられる上に、その周辺の汚臭は、もう凄まじいものなのです。
「浸水被害と聞くと、家の中の泥を取り除いてきれいな水で洗うことばかりがフィーチャーされていますが、何より最初にやらなくてはいけないことは除菌による消毒を行い、臭いのもとである雑菌を取り除くことなのです。また、浸水すると家の濡れている部分ばかりに目が行きがちですが、実は濡れていない部分もしっかり除菌することが肝心なのです」。
実際、東日本大震災では、1年後の梅雨から夏にかけて、水洗いのみで修繕した物件は汚泥など、浸水したときの臭いが建物の壁の中から染み出るように臭ってきたのです。当時は津波などで身近な人を亡くされた方も多かったので、浸水臭からつらい思いや寂しさが思い出されてしまい、鬱など心身ともに影響を受ける人が多かったのですが、エイ・エフ・エム・ジャパンが携わった物件は浸水臭がなく、心を病むことなく仕事や生活ができたとの声が多く寄せられたそう。「臭いと記憶が結びつくとは衝撃的でした」と山下さん。
こういった災害時には、良からぬ業者が多々忍び寄ってくるのも現状。不審な業者と間違えられ、当初は自らの支援の思いが現場になかなか届かず、その矛盾に苦しみました。2019年の静岡県東部地域の浸水被害ではエイ・エフ・エム・ジャパンを認識していただいたこともあり、スムーズに連携することができました。
「大切なのは、事前に認知してもらうこと。行政をはじめ、実際に作業にあたる地元の工務店、そして被災者の方々にも知ってもらいたい。そうすることで、実際に災害が起きてしまった時、迅速に対応できることはもちろん、より多くの人たちを助けることができるからです」と語ります。
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