中小企業の経営の方向性 その2
一般的に企業経営の世界は、自然淘汰と同様な適者生存の世界と言われている。自然淘汰とは、生存競争において少しでも有利な物質を持つものが適者生存して子孫を残し、劣者は子孫を残さず滅びることである。中小企業経営のミクロ強度とは、中小企業経営の内部にある少しでも有利な物質を抽出し対策を講じることである。具体的には、コスト、採算性、効率性、労働のモチベーショを改善・向上させるかである。これまでの経営改善支援の現場では、コスト含めた収益部門・個別商品・サービス別の付加価値、製造・作業別の労働等における問題・課題を抽出したうえで改善対策に取組み、有利な収益・コスト・労働時間他を実現することに尽力してきた。