第一線で磨いた高い知識と技術で地域の皆さまの健康を守ります。（3/3）

第一線で取り組んできた医療を地域の皆さんに還元したい。

　佐藤さんは子どもの頃、父親に「医師は尊い仕事」と勧められ、自分自身が通院した体験からも「お医者さんってすごい」と感動し、自然と医師を目指すようになりました。小学校の卒業文集には、すでに「将来は医者になりたい」と書いていたそうです。最初は小児科を目指し、次に「自分の手で治す」ことに意義を感じ、手術を行う外科に興味を持ちました。そんな時「カテーテル」に出合った佐藤さんは、外科と内科の両方を兼ね備えた治療法に運命的なものを感じ、循環器内科に進むことを決意したのです。

　子どもの頃の夢を実現し、大学病院の第一線で腕を磨き、そして今、地域密着型の医療という新たな目標に向かって歩み始めた佐藤さんは、「今後も患者さん一人一人に誠実な診療を行い、安心して過ごしていただくために力を尽くしたい」と語ります。生まれ育った古里・出雲へ恩返しをしたいという熱い思いを持つ佐藤さんのクリニックには、今日も患者さんの姿が絶えません。

　（取材年月：2015年4月）

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