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システム開発の進め方

宮地寛将

宮地寛将

テーマ:ITコンサルティング

皆様こんにちは!

本日はシステム開発の進め方についてご紹介したいと思います。

開発プロセスについて

システムに対してはわからないことが多々あると思いますが、その結果業者任せとなり、従来システム開発にかかるコストはとても大きな予算化が必要でした。
一方で最近では、ローコードやノーコード、AI技術の進展によって、以前では想像もつかないスピードで開発を行うことが可能となってきました。
また従来は「ウォーターフォール開発」と言われる、要件定義、基本設計、詳細設計、、、、という画一的な開発の進め方が主流でした。
これに対しても技術の進展のお陰で「アジャイル開発」と呼ばれるやり方が一般的となりました。
アジャイルとは素早いというような意味で、文字通り素早く開発するための進め方です。
ウォーターフォール開発では、要件が決まらないとシステムを開発することができません。
一方でアジャイル開発では、要件を決めるためにサンプルのシステムを開発し、それをベースとして実態要件に近づけていくというアプローチです。
ウォーターフォール開発においても後から仕様を変えるということは可能なのですが、その変更にかかる手間が開発者にとってかなりの負荷がかかることから、
後から変更するというのは推奨されていませんでした。でもユーザー企業となる皆様は、実際に動くものを見ないと良いとも悪いとも判断できないと思います。
そのため、開発の進め方自体も開発されてきた、ということで登場したのがアジャイル開発でした。

結局何をすれば良いのか?

開発プロセスの変遷を記載しましたが、はっきり言ってそこは業者に任せていれば特に考えることはありません。ユーザー企業となる皆様には、システムの使い手の立場として要件を明確にするということに拘って頂きたいと思います。
例えば「このボタンはあちらの画面に配置した方が良い」というような、業務に携わるオペレーターの人の立場に立ち、どのような動線だと効率的かを考えることになります。
もちろんコンサルタントとしてその辺りは十分吟味したいと思いますが、そのためにも、仕事で使っている書類やホワイトボード、誰がそれを見て何をしているのかを明確にすることが重要です。
皆さんの業務は他の業種の方からすると似て非なるものです。同じ注文書でも、契約書の発行は誰が行うのか、いつ行うのか、または作成していないという場合もあるでしょう。ここに開発業者がきちんと要件を理解していないと、業務で使えないシステムを作ってしまうことになりかねないのです。

私が以前担当したあるお花屋さんでは、お店に対して注文されるお花の依頼とは別に、葬儀会社からも注文が入るという要件がありました。
両者を同じ業務フローとして考えると、注文ごとに注文明細として生花〇本、供花1基というように整理したのですが、葬儀の場合は配達先が同じ。
そのため別々の注文と捉えると、葬儀情報を何度も登録しなければならない、という事態になってしまいました。
この時の教訓から、1つ1つの注文された内容を、誰がいつ、何を見てどのようなアクションをするのか。それを把握させるためにも、明確にすることが不可欠なのです。

実際の進め方は業者側からの質問形式で進められると思いますし、先に挙げたアジャイルの方法によって後から変更すること自体はそんなに苦労はありません。
しかしながら、作るべきものはある意味わかりきっているはずで、それを両者のコミュニケーションを通して一緒に創り上げていく、と考えて頂くと良いと思います。

ふらっと株式会社では、現在の業務の流れを対面で1度ご説明頂ければ、アジャイルの進め方でサンプルのシステムを開発致します。
実際に使うか使わないかのご判断はその時点でして頂いて構いません。
是非業務改革やDXでお困りのことがありましたら、ご相談くださいませ!

システム開発の事例

ご参考までに、これまで開発してきたシステムの一例をご紹介させて頂きます。

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宮地寛将
専門家

宮地寛将(ITコンサルタント)

ふらっと株式会社

独立系最大手のシステムインテグレーターに20年以上勤め、ノウハウを故郷の中小企業に役立てようと起業。顧客ごとにオーダーメードかつ月額数万円のシステムを構築し、運用面でも支援する。

宮地寛将プロは山陰中央新報社が厳正なる審査をした登録専門家です

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