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経営者の悩みを共有し、一緒に発展するビジネスパートナー

人事・労務管理のプロ

松山延寿

社会保険労務士法人 松山労務管理/松山延寿さん
社会保険労務管理 松山労務管理のスタッフ

#chapter1

京都でも活動する、滋賀県第一号の社会保険労務士法人

 名神高速大津インターから車で約3分。滋賀県大津市の見晴らしのいい高台に、「社会保険労務士法人 幸和会 松山労務管理」があります。ここは2004年に滋賀県で初めて法人化した社会保険労務士事務所。代表社員所長の松山延寿さんを含む在籍するスタッフ全員が社会保険労務士(合格者を含む)という、プロフェッショナル集団です。地元滋賀県を中心に京都・大阪・奈良・三重・愛知、そして遠方にも顧客を持っており、地域を越えて活動する社会保険労務士事務所です。
 松山さんは、父であり社会保険労務士(以下「社労士」)でもある同法人会長の松山幸さんの影響で社労士を目指したそうですが、なりたてのころはマニュアル的な対応だけでうまくいかないこともあったとか。
 「法律だけを話しても耳を傾けてくれないのは、経営者側も法律を勉強しているからなんですよね。今の時代、“人”の問題の解決法を誤ると大変です。今、社労士に求められるのは、法律を守りながらあらゆる解決法を提示することなんです」。そのことに気づき、松山さんは改めて「社労士は、“人”と密接にかかわる仕事」と考えるように。
 
 「労務管理とは必ず“人”が関わるもの。相談内容が同じでも感情や考え方はさまざま。まずは悩みを共有し信頼関係を結ぶことが大事。私自身経営者なので、共感できる部分は多いですね。土台を築いてから人事・労務管理の専門家として経験談などを交えて話し、その企業にとって最適な解決法を全力で考えていきます。私たちは、お客さまと一緒に発展するビジネスパートナーでありたいのです」

#chapter2

3つのセクションに分かれ、案件ごとにスペシャリストが対応

 「幸和会」の大きな特徴は、業務を「(1)ウェブセクション(2)コンサル・アドバイザリーセクション(3)アウトソーシングセクション」の3部門に分けていること。これを「ICOサイクル」と呼んでいます。
 「法人化をきっかけに、これまでにない社労士事務所のスタイルにしたいと考えました。(1)は、ウェブを通して人事・労務管理に関する最新情報を日々発信し、お問い合わせに答えています。(2)は、人事・労務管理に関するコンサルティングやアドバイスを適切に行う部門。賃金、評価、退職金など種々の制度設計や、労務年次計画の立案・運用などの相談にも応じます。(3)は、給与・賞与計算、就業規則の作成、各種申請書・報告書の作成および関係官庁への届出代理や電子申請を行う部門です」。各セクションには専任スタッフを配置。幸和会のスタッフは、全員が社労士か社労士試験合格者、あるいは大手企業で長年人事労務部門を経験しており、それぞれが得意分野を持つプロ集団。専任ならではの解決法やきめ細かなサービスを提供しています。 

 松山さんはパートナー社労士であり法人全体のマネージャー。そして特定社会保険労務士として、裁判になる前に個別労働紛争を解決するためのあっせん代理も行います。「ただし、スタッフ全員でのブリーフィングは毎朝欠かしません。全員がお互いの仕事の進捗(ちょく)状況を共有し、問題解決に対する意見やアイディアを出し合いながら、幅広い視野であらゆる案件に対応しています」

事務所は大津市の閑静な住宅街の一角

#chapter3

MBAの取得やオフの充実も、“人”と向き合う仕事ゆえ

 松山さんは2002年にMBAの資格を取得。「大学院で共に勉強した同期の経営者、それに教授から多くの刺激をもらった」と言います。また、社労士で構成する全国組織や人事・労務管理に関する学会にも参加し、地域を超えたいろいろな情報を交換。勉強や活動の範囲を広げ、その経験を日々の仕事に生かしています。

 一方、趣味の空手道では師範代として仕事の合間に道場で多くの練習生と共に汗を流したり、愛車のハーレーダビッドソンで琵琶湖を一周したり。「思いきり仕事をするためには、頭の中をクリアにする時間が必要」という考えから、オンとオフを明確に切り替えています。

 そんな松山さんの今後の展望は「ウェブを使い、地域性のハードルを超えた対応を充実させたいですね。それから私を含むスタッフ全員が、人事・労務管理の分野でよりスペシャリストになること。各人がスタンダード(標準)を超えた集合体の組織にしたい。今後は“人”の問題がさらに複雑になっていくでしょう。人が働く現場は日々変化しています。“人”は企業の財産。その企業に最も適した人事・労務管理についてご提案し、ご満足いただけるよう、日々努力しなくてはと実感しています」

 仕事を合理的かつ効率的に進めるシステムを構築しながらも、“人”と向き合っていることを忘れず、親身に対応してくれる頼もしいパートナー。現在、人事や労務に関する悩みを抱えている人はもちろん、5年後・10年後に会社が生き残るための方法を模索している経営者も、松山さんを始め頼もしいスタッフがそろう「社会保険労務士法人 幸和会 松山労務管理」に相談してはいかがでしょう。

(取材年月:2010年9月)

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社会保険労務士法人 幸和会 松山労務管理

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