宅建 合格したいならいつから勉強始める?
皆さまはじめまして
あなたの未来を応援するプロ 永島紀子です。
今回は、宅地建物取引士についてお話ししたいと思います。
わたしが宅建を受験したのは47歳のときでした。
法学部でもなく、受験資格も必要のない宅建士は誰でもチャレンジできますので門戸が広い資格と言えますね。
そして何より強みがありますよ!
それは、宅建士にしかできない『業務独占』そして『設置義務』です。
不動産売買契約の際に、重要事項の説明と記名・押印・契約書の記名などは、宅建士しかできません。
さらに、不動産業を営むなら、従業員5人に1人は宅建士である必要があります。
これを遵守しなければ営業ができませんので、不動産会社にとっては必須の資格です。
そして、宅建士を持っていると資格手当てが給料に上乗せしてもらえますが、平均的には1万円、最高額は5万円だそうです。(例外もあります)
毎月ですから、1万円として1年間で12万円、5万円であれば60万円。
持っているだけでこれだけの収入アップができるのは魅力的ですよね。
独立開業という道もありますし、再就職や転職を考える際にも強みになります。宅建士は不動産業だけでなく、建築、金融、保険などでも転職に有利になります。
ただ、ここは要注意!
持っているだけで収入にはなるのですが、合格率15%と、やや狭き門となっています!
合格までに必要な勉強時間は200〜300時間
この勉強時間を確保できずに不合格になる受験者が85%もいます。
昨年あと1点だったから今年は大丈夫、なんて呑気に構えて何回も不合格になり、結局諦めるという残念な結果になりやすいのも特徴です。
何回も落ち続けるという負の循環に陥らないためには、初めての受験で合格を勝ち取ることをお勧めします!
次回は試験内容についてです。