ハウスメーカー系リフォームだから安心と言う訳では無さそうです。　日高市

2017年1月11日公開 / 2021年6月19日更新

テーマ：外部工事・外壁塗装

コラムカテゴリ：住宅・建物

コラムキーワード： DIY 、ベランダ　リフォーム、屋根塗装

10年前にハウスメーカーで外部塗装

打ち合わ中のお客様です。
飛び込み訪問系のリフォーム屋から「屋根が傷んでいるので葺き替えした方が良いと言われた」との事です。
本当なのか見て欲しいと依頼がありました。

下から見て見ると北側部分の下屋（1階の屋根）は確かに苔だらけでした。
梯子をかけて上屋（2階屋根）に上って見ました。

築35年以上の割には傷みが少ないかな？と思いました。
これならば葺き替えしないで塗装で対応出来ると思います。

北側は苔・カビが出ていますが、これ位は普通以下です。

下屋（1階屋根）に下りて見て見ました。

お客様より「塗装しても剥がれるから塗装はあまり信用出来ないと」言われました。
その剥がれた部分を見てビックリです。

足場を支える部分が屋根に接する場所にプラスチックカバーみたいな物を付けます。
その部分の形が残っていました。

どうもこの屋根を施工した業者はその部分を塗装せず工事を終わりにしたみたいです。

普通塗装する時にその部分を上げて塗装してまた下げて施工するのですが、まったくその様な形跡はありませんでした。

別の場所もです。

ちょっとこれは問題外です。
これは「うっかり」ではなく「解っていてやらなかった」と言う事だと思います。

「鈑金部分の鉄部」を見て見ると「錆止め」を塗らずに仕上げ塗りをしていました。
普通「鉄部塗装」は「ケレン～錆止め塗布～仕上げ塗り」の行程です。
しかしこのお客様の家は「ケレン～錆止め」無で「仕上げ塗り」をしていました。

これはちょい酷いと思います。

お客様も「ハウスメーカー系ならば安心」との事で依頼したのでしょうが。

業者選びは中々難しいです。

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